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因縁の主稜へ。
今回で3度目だ。
今回のために貯金をつぎ込んだ。
1度目は壁を意識したら吸い込まれるように岩壁に取り付いた。にっちもさっちもいかなくなってブルブル震えていた。決死の思いで何とか行者小屋に戻ってきた。
2度目はクライミングルートより。
登山道〜開始点の雪壁のトラバースでブルブル震えて何も出来ずに帰ってきた。
どうやったら安全に登れるのか?
クライミングギアが可能にしてくれるのか?
開始点でアレコレ試してみたがあんな物に自分の生命を預けるのか?
「クリーンエイドクライミング」
目からウロコ。
現代のクライミングはギアを前進用に使ってはならないらしい。ロープも含めてあくまでも安全のマージンのためらしい。
またピトンも緊急のみの使用でクリーンクライミングが奨励されている。
2人や3人で登れば格段に安全に楽しくなるのがよく分かった。アプローチや下山の歩荷も含めてだ。
クライミング?
歩いていて気になったところを登りたいだけ。
体験した事。
プロテクションの設置は経験が必要だ。
当たり前たが夜間だと上部が分からない。
雪が降るとさらに視界が悪い。
そして兎に角寒い!
帰り久しぶりに右足首が痛くなった。
大した距離や長い急登は登っていないから足裏の痛みがないのは分かる。
経験上、放置すると悪化する。
何度もシューズを履き直す。
どうしても痛む。
シューズの構造上の問題か?
今日のシューズは相性が悪い。
下山後も痛みが残る。
しばらく考える。
行きでは左足首が痛んだのに...。
左足首は履き直す事で解決した。
何でだ?
!
足が浮腫んでいるのか!
大して軽くならないザックを背負って足を引きずり深夜に登山口に戻る。
こんな危険な事は無意味だ。
与えられた貴重な生命と時間を有効に使うべきだ。
何度も確信までしたのに。
山は歩きで良いだろ...。
今こうやって記録を書いているとモヤモヤしている。
どちらにしても何か安全を確信出来る術を身に付けなければ自分の行きたい所へは行けない。
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