MSRのラチェットバインディング式スノーシュー(Lightning Explorer)をほぼ1シーズン使用しました。
このバインディング、かかと部分がかなり太くて冬山靴のかかとにはフィットしません。
かかとのラチェットベルトが靴のコバにかろうじて引っかかる感じで、登りでは靴が常に後ろに押し付けられるので問題ないのですが、下りではつま先側のベルトを相当きつく締めておかないと、ちょっと足が前にずれただけでかかと部分が外れてしまいます。
どうかなぁ、と思っていたら、このシーズン2度ほど下りで外れてしまいました。
それ以外に1回、なにかのはずみに(笹かな?)リリースボタンが押されて(AKA おささって@HKD)外れてしまった事もありましたが、これはラチェット式の宿命でしょう。
流れ止めリーシュが必要なほどの固い急斜面なら、そもそもスノーシューは役に立たないし、これはまあいいとしましょう。
で、かかとの引っかかりが悪い点は何とかしたいと思っていたら、テレマークのビンディング用のヒールレバーを見つけました(写真1)。
着脱レバー部分は必要ないし、邪魔だし、何かにひっかけたりしたら嫌なので切りとってしまい、かかとのラチェットベルトが自然な角度で引っかかるように溝を掘って、タイラップ用の穴をあけます(写真2)。
かかと用ラチェットベルトにタイラップで固定して完成(写真3 右:Before 左:After)。
早速試してみたいところですが、私的には今年の雪山は終了と決意したので来シーズンまでお預けです。
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