tracs/シャーロックスタッフ
低山歩きの際はダブルストックよりもシングルポールを愛用しています。
と言っても、丁字型のステッキではなく、握り部分のアタマが温泉饅頭のようになっているステッキです。
この形式のものは、その饅頭部分がネジで取れてるようになっています。
そのネジがカメラの三脚のねじと同サイズのため、カメラを固定して一脚として使用できるので、自撮りをするのに便利なのです。
それに、丁字ステッキの横棒部分を握るより饅頭を握った方が、下りの際に手首の動きの制限が小さく、思った所に突きやすいのです。
それが気に入ってこの方式のものを数本持っていますが、このモデルが最初に買ったものです。
初代のものは二十年以上前に米国REIから個人輸入しました。
(当時は紙のカタログを国際郵便で請求し、オーダーも国際郵便で書面でしていました。)
値段はすっかり忘れてしまいました。
実は画像のものは二代目のもので、初代のものは奥秩父で誤って曲げてしまい、仕方なく再度米国REIに注文し手に入れました。
その時の値段も忘れてしまいました。
重いし長いので持ち運びに不自由で、以前青梅線某駅前交番の前をこのステッキを持って通りかかった時に、立番のお巡りさんに不審な目で見られたこともありました。
しかしながら、そのゴツさゆえの剛性と打撃力はかなりのものですし、不必要なほどに尖った石突きの貫通力は、他のステッキ&ストックよりも強大です。
スクリュー式やレバー式ではなくラチェット式なので、勝手に縮む可能性が少ないです。
アッパーシャフト(このモデルは三段ではなく二段伸縮式です。)の全てをラバーで覆っているので、植林帯やザレ場の急斜面の直登時に、握れる場所が多くて助かります。
このため、今は点線歩きの際にしか持ち歩いていません。
カスケードデザイン社傘下だったtracs社ですが、今は存在しなくなってしまったようです。
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