スヴェア/123
親父の形見です。
息子的には親父から強奪したと思っていましたが、自分も父になった今考えると、バーナーを欲しがっていた十代後半の息子へ呉れてやったのかもしれません。
親父はその後『オプチマス/123Rクライマー』を入手しましたが、結局それも二十代終わりの私が貰い受けました。
(それは今も現役で使っています。)
九州人らしく気が短かった親父はガスバーナーの性能が上がって来た時に、プレヒートが必要なガソリンバーナーが面倒になったのかもしれません。
『123』の前は『キャンピングガス/SUPER BLEUET』を使って丹沢の山頂などで小学校入学前後の私と弟に袋ラーメンを作って食べさせていたので、あの年代の人にしてみれば、ガスバーナーに対する偏見が無かったのかもしれません。
山の中でカップ麺を喰わしてやっている私の倅や娘は、いつかその事を思い出してくれるのでしょうか。
このバーナーはモスボール状態で保管し、息子へ呉れてやるつもりです。
性能その他は、詳しい方がWEBで紹介しているので、そちらをご覧ください。
(と、書いていて思い出しましたが、1991年に発売開始された『EPI/APSA』がすぐに欲しかったのですが購入する資金が足りず、手持ちの『イワタニプリムス/IP-2243』を売って資金を作ったのですが、それを買ってくれたのが当時すでに別居していた父でした。)
tsmさん、こんにちは。
SVEA 123 愛用しておりました。
響き渡る轟音と、消した時の静寂のコントラストが感動的でした。
懐かしいです。ren
ainakarenさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。
テン場で夕食作りが終わり、これを消した後の静寂感が良いですね。
無事一日を終えて、後は夕飯と寝るだけという安堵感がふと訪れますね。
お父上が大事に使われていたのでしょうね。
私も随分お世話になりました。
ホエブス725と共に冬の定番でした。
すぐに火を噴く725より小型軽量で重宝しました。
ガソリンストーブはどれも扱いにデリケートさが要求されますが火力はともかく勇ましい燃焼音が頼もしかったな。
大事に使ってください。
>ainakarenさん
良く解ります。
冬のテント、就寝前に火を落とす。
闇と静寂。
遠い山稜を吹き渡る風の音。
単独行だと急に寒く淋しい不安に思わず潜り込んだシュラフ。
懐かしいです。
chiro さん、こんにちは。
コメント、ありがとうございました。
ガソリンストーブは上手に使えるかは腕次第という感じで、以下にも道具を使っているようで楽しいです
生きていれば来年喜寿を迎えた父が、赤ん坊の頃しか知らない孫がこのバーナーを使うことになったと知ったら、どう言ったのか、ちょっと知ってみたいです。
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