工作＆作業 ポリウレタンコーティング除去 その3

PU剥がし４

何かと便利なスタッフバッグですが、整理をしたところ、大き目の衣装ケースいっぱいの数が出てきました。
色々な種類を合せてですが、50枚は軽く超えていると思います。
（数を数えるのって嫌いなので、きちんと数えていません。）
と言っても、古いものですと20年以上前に入手した物もあります。

そんな袋たちを何気なしに見ていたら、流石にコーティングが劣化しているものがいくつか見つかりました。
まあ、私の物置部屋が高湿度なのが原因なのですが、このままで置いておいても仕方がないので、PU剥がしをすることにしました。

ブツが小さいので、ザックのPUを剥がした際のようなプラケースを使わず、バケツで行いました。
バケツに熱めのお湯を入れ、そこに重曹を飽和しそうなくらいの量を入れます。
棒でかき回し、溶け残りが出るくらいになったところでブツを漬け込み、棒で押さえつけます。
そのまま放置プレイで１時間ほど置き、お湯が冷めたところでブツをゴシゴシ擦り洗いをしていきます。

茶色のバイレスの６リットルのスタッフバッグはハイパロンコーティングのようで、コーティングは溶けず、コーティングをナイロンに接着している接着剤が解け、コーティングとシームテープが剥がれてきました。
青のアクシーズクインの３リットルのスタッフバッグはPUコーティングのようで、ポロポロとコーティングが剥がれて行きました。

揉み洗いをしてPUコーティングを落とし、ハイパロンコーティングは剥がせるだけ剥がし（袋の口の縫い目のところがきれいに剥がれませんでした。）、お湯ですすぎ洗いをして、干して終了です