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ワカン・ピッケル(両方を)簡単に外付け出来て容量・剛性もマズマズ(^^)
多機能アタックザック、『ミステリーランチ インアンドアウト』についてです。
最近、雪山テント泊装備を一通り揃えたのですが、アタックザックが雪山に力不足なのに気づきました。というのも夏の縦走で使用していた物でピッケルやワカンを外付けする事を全く想定していなかったため、それを取り付けるループやストラップが皆無に近い状態でした・・・。
また、外付けするための剛性も不足している感じで、仮にループ等があり外付けできても、強度不足のため腰砕けで疲れる危ないザックになっていたことでしょう。
ということで、ピッケルとワカンを外付けできて、それでも負けない剛性があるアタックザックを探してみました。
そこで見つけたのが、『ミステリーランチのインアンドアウト(19L)』です。
【写真1】収納した場合
【写真2】70cmのピッケルを装着
【写真3】ピッケルとワカン(ワカンスタッフバッグに収納)を装着
《中に積載した荷物》
魔法瓶(サーモス 山専用ボトル0.9L)
魔法瓶(サーモス 山専用ボトル0.5L)
ビタミン・ロイヤルゼリー×4
行動食(チョコ菓子)と昼食
簡易救急セット
ヘッドランプ
予備手袋(予備インナー手袋含む)
アウター(上着)
ゴーグル
その他雑貨・文具等の小物
このザック、収納時の大きさは一般的な20L前後のポケッタブルザックと比べると1.3〜1.4倍でちょっと大きめ。
特筆すべきは、ループとストラップの数。ポケット数も4カ所(内1カ所は500mlのペットボトルが入るサイドポケット)でポケッタブルタイプのトップレベルですが、それ以外にもピッケル用ループが2つ(左右にあり)、デイジーチェーン(小さな輪のようなもの)が左右で10カ所以上、左右2カ所づつの(コンプレッション)ストラップがあります。
ポケッタブルタイプでありながら機能が殆ど犠牲になっていない稀有なザックなのです。
剛性も必要十分。70cmの長いピッケルとワカン(スタッフバッグに収納)を外付けし雪山アタックを想定した荷物を積載、(背負って)軽く歩いてみましたが全く支障なし(^O^)
(超)軽量タイプの一般的デイパックを凌ぐ剛性・布厚があり、ポケッタブルザックトップレベルの剛性なのは間違いなし。
※重量403g、一般的なポケッタブルザックの1.5倍以上の重量
また、中の広さ・収納し易さも秀逸。公式には19Lというこですがかなり入れやすいです。高さがないだけで幅と奥行きはモンベルの「チャチャパック45L」ザックと同数値、えっ??。本当は23〜24L入るのではといった印象です。
また、背中側にハイドレーションを入れるポケットもありビックリ仰天、ポケッタブルの領域を越えているといっても支障がないかもです(^_^)
〈残念な点〉
⚫収納が大変(収納後はパンパンの状態)
(モンベルの)寝袋を付属のスタッフバッグに詰め込むのと同レベルの大変さ
⚫ヒップベルトなし
かなり高機能ポケッタブルザックなだけに残念
※重たい衣食住装備は、殆ど積まないため全く支障なし、胸のベルトはあります
⚫価格が高め
税込¥10,450
※下手なデイパックより高額、機能性が高いからでしょう
〈注意点〉
背中のクッションは特になし?薄く、金属フレーム等もありません。背中側に(魔法瓶など)硬い物を積んで荷物を引き詰めるとゴツゴツした感触が伝わって不快です。背中側はクッション性のあるものを積むと良いでしょう。
以上、『ミステリーランチのインアンドアウト(19L)』の特徴となります。
雪山の日帰り登山では、荷物も比較的軽量で縦走ザックで山頂まで普通にいくことが出来ますが、泊まりの場合はそうはいきません。小屋泊でも12〜18kg位、テント泊だと18〜25kg以上になるかもしれません。重たい縦走ザックでピークハントするのは夏でも大変、雪山ではなおさらです。
そんな時、役に立つのがアタックザック。
ところが、たいていのアタックザックは軽量化・小型化ばかりに気をとられて、機能性と剛性が犠牲になっている状況です。夏山ではよくても雪山での使用には適していないのです。
その中で一人血を吐くスーパーポケッタブルザック、
『ミステリーランチのインアンドアウト(19L)』
雪山でも普通に使用できる、最強クラスのポケッタブルザックだと思います。素晴らしいザックに巡り会うことが出来ました(^O^)
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