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〈背景〉
年末年始の雪山テント泊デビューに向けて準備を始めた矢先の12月中旬｡自宅で右足小指を骨折｡1ヶ月以上の我慢期間を経てやっとのことで登山解禁､リハビリハイク｡但し目的地八ヶ岳の稜線部は風速20〜30mということで1泊2日で赤岳鉱泉周遊を計画しました｡
骨折箇所の右足小指､やらかした瞬間は強烈に痛かったのですが小指をぶつけて痛いのはいつものことで当然なこと｡その後の痛みは比較的少なくて･･･かなり楽観視していました。
※足首捻挫や､肋骨のヒビ､ぎっくり腰､過度の虫歯､食あたり等の方が数段痛みが上です
医者には場所が場所だけに全治2ヶ月と言われたものの､3週間で順調に回復｡普通に歩く分には全く痛みがない状態まで回復していたのです｡ところが運命は時に皮肉で容赦なく牙をむくもの･･｡普段は(超窓際)事務職会社員の私ですが､初売り応援スタッフとして2週連続､土日祝日､終日駐車場整備｡1日に何十本の30mダッシュを余儀なくされます･････｡再び痛めた小指がボロボロになりました｡
※痛みが少なく我慢可能(×_×)､自転車通勤出来て日常業務にほぼ支障がないため(サラリー頂く)仕事での応援要請は断ることは出来ません､不敬となります
(走り回った)店舗応援後､1週間の期間を経て多少痛みが生じることがあるものの普通に歩くには支障がないと判断！
あえて(軽めの)負荷をかけて回復を促進させる「リハビリとして登山再開」を決定｡
1月20日〜21日の2連休で待ちに待った雪山テント泊で赤岳鉱泉周遊をすることにしました。
〈結果〉
ところがどっこい？登山口で冬靴に変えたとたんに異変が発生｡きついくらいに足にピッタリで圧迫感が強め｡それまでのサンダルや靴ひも緩めに設定したスニーカー(安全靴)とは全く違いました。自然とｺﾝﾌﾟﾚｯｼｮﾝされている状態です。更に健康なときは意識していませんでしたが､厳冬期対応のウィンター登山靴はつぼ足ではやや爪先よりの荷重となるようで少し歩くだけで(荷重が移動すると)痛めた小指に鈍い痛みが･･･好ましくありません。
チェーンスパイクを着けると爪先荷重が低減され(補正されて？)楽になったため､意を決して歩き出しましたがやっぱり体重移動で鈍い痛みがでてきます！
慣れれば痛みはなくなるかもと考えて10分位歩いてみましたが全く改善されませんでした｡いくら山頂を踏まない(比較的)低勾配なリハビリハイクとはいえ平地とは異なります｡
700〜800m上の赤岳鉱泉まで､我慢すれば行ける自信は満々でしたがそこが終点ではありません｡その後のテント泊と下山まで考えなくてはなりません｡赤岳鉱泉にたどり着きテントを張って就寝することはおそらく支障がないでしょう｡けれども翌日があまりにも未知数で無謀な感じでした｡
上で登山靴を脱いだが最後､痛めた小指がその後炎症で腫れ上がりただでさえきつめの登山靴が二度と履けなくなるかもしれません｡最悪ビッコにしか歩けない状況にもなりかねません。要救助者になってしまうでしょう･････。
という訳で､僅か10分歩いて無念の撤退となりました（＞＿＜）
◆冬靴は比較的窮屈気味で爪先部に荷重がかかりやすいです。足指を痛めた場合は確実に治るまで履かないのが賢明でしょう
〈写真について〉
�“�ヶ岳の美濃戸口(今回の登山口)
�∪禹灰謄鵐版颯競奪�(外観)
(70cmﾋﾟｯｹﾙ､ﾜｶﾝｽﾀｯﾌﾊﾞｯｸﾞ(ﾜｶﾝと小物収納)､ｲﾝﾌﾚｰﾀｰマットを外付け｡保温冷ｶﾊﾞｰを着けた500mlﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙ2本ｻｲﾄﾞﾎﾟｹｯﾄに収納保持)
��ﾓﾝﾍﾞﾙのﾚｲﾝｶﾊﾞｰ「JAST FIT PACK COVER 90/110Ｌ」装着
※95Lｻﾞｯｸにﾋﾟｯｹﾙ､ﾜｶﾝ(ﾜｶﾝｽﾀｯﾌﾊﾞｯｸﾞに収納)､ｲﾝﾌﾚｰﾀｰﾏｯﾄを外付けして500mlﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙ2本もｻｲﾄﾞﾎﾟｹｯﾄに入れた状態でｶﾊﾞｰを装着､余裕あり(^_^)
〔帰宅後に自宅で写真をとったもの〕
〈雪山テント泊装備の内容〉推定22〜24kg位
※着込んでいる帽子､衣類､ｸﾞﾛｰﾌﾞ､ﾚｲﾝﾊﾟﾝﾂ､ｹﾞｲﾀｰ､厳冬期対応登山靴を除く
(軽量化は意識せず､テン泊初心者らしくゆとりの装備です(^O^))
ザック(95L)
大型ザックカバー(雪山ﾃﾝﾄ泊の一部装備外付時もｶﾊﾞｰ可能)
チェーンスパイク
12本爪アイゼン
ワカン
ポール
ピッケル
GPSﾏｯﾌﾟ
腕時計(Gｼｮｯｸで気圧､標高､方位､気温計測等可能)
ヘッドランプ
ゴーグル
バラクラバ
アウタージャケット
アタックザック(雪山対応ﾎﾟｹｯﾀﾌﾞﾙｻﾞｯｸ)
※ﾋﾟｯｹﾙ､ﾜｶﾝを同時に外付けできて剛性も許容範囲
{テント装備}
テント(ダブルウォール2人用)
スノーフライ
雪ペグ一式(竹ﾍﾟｸﾞ4個､十字ﾍﾟｸﾞ4個､ｽﾉｰｱﾝｶｰ4個)
スノウソウ
シャベル
木槌(片側鉄ｶﾊﾞｰ付)
グランドシート
銀マット(200×100×0.2cm)
インフレーターマット(180×50×2.5cmで肉抜き無しのもの)
エアマット(196×63×6.3cm)
シュラフ(ｺﾝﾌｫｰﾄ -10度､ﾘﾐｯﾄ -18度)
シュラフカバー
インフレーター座布団(31.5×41.5×3.2)
テントシューズ
ダウンパーカ
ダウンパンツ
スポンジとマイクロファイバー布巾(テント内結露用)
LEDランタン
カイロ
温度計
{予備･着替衣類}
バラクラバ(予備兼就寝用)
インナー手袋
アウター手袋
アウター手袋(防寒ﾃﾑﾚｽで予備兼ﾃﾝﾄ作業用)
ミッドジャケット(ｿﾌﾄｼｪﾙのｳｨﾝﾀｰｻｲｸﾙｼﾞｬｹｯﾄ)
アンダーシャツ(ハイネック)
ベースシャツ(ﾌｧｲﾝﾄﾗｯｸのあみあみｼｬﾂ)
ミッドパンツ(ｿﾌﾄｼｪﾙのｳｨﾝﾀｰｻｲｸﾙﾀｲﾂ)
ベースパンツ(ﾌｧｲﾝﾄﾗｯｸのあみあみﾀｲﾂ)
ベースパンツ(化繊の短ﾊﾟﾝﾂ)
ソックス
アンダーソックス
{クックウェア･主食材}
ストーブ
ガスカートリッジ2個
ガスカートリッジカバー
バーナーシート
まな板(22.5×14×0.8cm)
ウィンドスクリーン
魔法瓶(0.9L1個､0.5L2個)
折りたたみ漏斗(雪→水の濾過用)
ドリッパー(雪→水の濾過用)
フリント式ライター
マッチ(ｳｫｰﾀｰﾌﾟﾙｰﾌ)
はし
スプーン
インスタントきつねうどんリフィル2個
尾西の五目ごはん3個(ﾄﾞﾗｲﾌｰﾄﾞ)
大豆リフィル2個
増えるワカメ
カロリーメイト3箱(1包入りの小さいﾀｲﾌﾟ)
菓子パン2個
{行動食･日曜雑貨等}
チョコレート
チーズかまぼこ
キシリトールガム
ビタミン飲料､500mlペットボトル2個
保温冷ペットボトルカバー2個
簡易救急セット
エマージェンシーシート
携帯トイレ
アーミーナイフ
ロールペイパー
ブラシ(雪払い用)
日焼け止め
ゴミ袋
レジ袋
ウェットティッシュ
ポンプバック
ガイドブック(登山地図)と雪山入門(本)
耳栓
携帯
予備バッテリー
携帯髭剃り(電池式)
カラビナ
張り綱
サイクルライト(懐中電灯代わり)
熊鈴
〈追伸〉
しっかり道具を揃えて天気も良い2連休でしたが､残念ながら雪山テント泊デビューはかないませんでした。足指骨折をきっちり直さないと冬靴は履きこなせません､暖冬の今シーズンでは厳冬期絶望かもしれません｡
とはいえ､焦っても良いことは何もありません。しっかり直してから雪山､雪山テント泊にのぞもうと思います｡
なお今回､プラスになったこと「使えるな」と思った事が2点ありました｡
�ヽ杏佞韻離ぅ鵐侫譟璽拭璽泪奪� (ｸﾛｰｽﾞﾄﾞｾﾙの代用)
�▲譽ぅ鵐�バー (純正品でない後から購入した汎用品)
�，離ぅ鵐侫譟璽拭璽泪奪箸�
モンベルの
『U.Ｌ.ｺﾝﾌｫｰﾄｼｽﾃﾑ ｱﾙﾊﾟｲﾝﾊﾟｯﾄﾞ25 180』180×50×2.5cm
インフレータータイプですが内部の肉抜きがされていないタイプで薄くとも腰があって頑丈な作りになっています。耐久性もクラストップレベルな感じで少々重量がありますが同サイズのクローズドセルに比べたら収納時の長さが半分以下。ザックの横長より短くなるため外付けしても全く横に出っ張りません。それでいてザックを降ろしたときはスタンドのような役割をはたしてくれてザックが安定し荷物の出し入れが簡単になります｡写真のようにケツの部分に装着するとピッタリおさまって大変グッドな状態でした｡
�△離競奪�カバーは
ﾓﾝﾍﾞﾙのﾚｲﾝｶﾊﾞｰ「JAST FIT PACK COVER 90/110Ｌ」
ピッケル､ワカン､インフレーターマットを外付けした状態でも余裕で全体をカバーすることが出来ました｡また裏に調整･固定できるゴムベルトが2本ありガッチリ固定出来ます｡そもそもそのベルトがなくてもかなりしっかりフィットする代物(^_^)
ちなみに､外付けを全て外して荷物を減らした状態でも無理なくフィットできるなかなかの良品でした｡
以上､
一日も早く骨折から回復し､好天の雪山でテントを張りたいと思います！
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