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そんな私の、怖かった亡き親父の話です。昭和回顧録シリーズです。
お時間のある方は、お付き合い下さい。
�．肇薀鵐献好拭璽薀献�破壊事件
これは、我が家に白黒T�垢�来た頃の話です。T�垢�来るまでは、親父が大切にしていたトランジスターラジオ（懐かしいなー）が有りました。それを私が壊してしまったのです。私は叱られると思い、壊した事を黙っていたのです。直ぐに、ラジオが壊れている事に気付いた親父は、
「誰がラジオを壊したんや‼」
私「知らんわー」とウソをつきました。
親父「昨日まで、聞けてたのに、勝手に壊れる事ないやろ‼️」多分、犯人は私と想像している様でしたが。最初から、私と決めつける事は、有りませんでした。
親父「もう一度聞く、誰や壊したのは？正直に言わんか‼」
あくまで、私に「自首」を薦めるのでした。（T�好疋薀泙侶沙�みたい）
私は、観念して「僕が触っていて、落とし壊れたんや」と言いました。
そしたら、親父「最初から、何故正直に言わんのや‼」、とボコボコに殴られ、3~4m位投げ飛ばされました。泣いて誤りましたが、止まりません。傍で話を聞いていたお袋が中に入り、ようやく落ち着いた所で、正座して親父の話を聞きました。
親父「俺はラジオを壊した事を怒っているんと違うんや、ラジオは買えば済む話や、噓を付いて黙ってたお前に腹が立つんや‼」
「人間は、正直に生きなアカン、噓を付くとその噓を隠す為に、また噓を付かんならんぞ‼」
「噓付きは、泥棒の始まりやぞ」今は、死語になっているかも？
私「これからは、何事も正直に言うわ、ごめん許して」
親父「わかったら、もうええわ。お母さん、御飯にしよに」
私は、涙でクシャクシャになった顔で黙ってご飯を食べました。
何を食べたか、味も分かりませんでした。
それ以来、正直に生きようと決意して、今日まで来ています。
私の人生の人間形成に一番影響を受けた親父でした。
余談ですが、最近は１日があっというまに過ぎてしまいます。若い時は、そんなに感じ無かったんですがね。やはり、歳を取ったせいでしょうか？
こんばんは
懐かしい風景ですね。
こうゆう教育は必要だと今でも思っています。
komarikuさんのお父さんは、星一徹を彷彿させます。
星一徹の様な頑固おやじは、昭和40年代頃は理想のお父さん像として世間では評価されていました。
でも、今はパワハラ、モラハラなどといわれちゃいます。
ほんと、お父さんにとっては生きにくい世の中になりました
Swan-songさん、こんばんは。
そうですね、今の時代は、家の様な、星一徹タイプは居ませんね。家の場合
滅多に怒る事は、無かったですが、怒る時は、真剣に怒りましたから。
親父に関する話は、まだありますので
また、書きたいと思います。
今は、子供に手を挙げる事も、虐待かと言われる時代ですから。
今、子供の「いじめ」なんかが、報道
されていますが、もし私がいじめに加担していて、親父にばれたら、腕の1本や２本、確実に折られていたと、思いますね。そりゃ真剣ですから。
親父が好きだった時代劇「銭形平次」
のテーマソングに、こんな歌詞がありました。
「道は、時には曲がりもするが、曲げちゃならない、人の道」
その、通りだと思います。
コメント、ありがとうございました。
では、また。
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