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私は、本日仕事でしたので、帰りに御先祖と、両親が眠るお墓参りに行きました。小さい頃は、良く母親に連れられて、お墓参りに行ったものです。お盆の時は、ほおずきと小さな提灯を持って行った、覚えがあります。
その時母親が良く言っていました。
「こうして、まめに暮らせる(元気に暮らせる)のは、御先祖のお陰や、御先祖がおらなんだら(いなかったら)お前は、この世におらせんぞ(いない)」と。また、こんな事も言っていました。
「お前は、こんな貧乏な家に生まれたけど、お金が有っても、病気して病院にはいっとったら(はいっていたら)つまらんやろ」「ごっつお(ご馳走)はないが、ご飯もたべれるし、寝る所もあるんやで」「感謝せな、あかんぞ」とも。
大人になってからは、両親が健在な時は、殆どお墓参りに行く事は、有りませんでした。両親が亡くなってからは、時々行く様にしています。
ご高齢のご夫妻の場合、墓守り(管理)が無理になり、「墓じまい」して、お骨を納骨堂に納められる方も多いと、聞きます。
私の住む自治会では、結婚して所帯を持つと、墓地の一区画を永久に無償で借りれます。(引っ越したら、更地にしてかえす。)
お墓掃除や墓参りの代行もある時代です。
今後は、どうなっていくんでしょうか?
今の時代、在宅で亡くなる事は、あまり有りません。(私の両親は、二人共に自宅で、亡くなりました。)殆どが、病院とか施設かと思います。
子供(孫)が小さい頃、大好きだったおじいちゃんやおばあちゃんが自宅で亡くなってしまうと、人間の尊厳や命の大切さ、人に対しての優しさが育まれると、思います。(小さいなりに、感じる事があると、思います。
)そうした子供達は、学校でのイジメなんか、絶対にしないと思うんです。
今は、家庭の事情から具合が悪くなると、どうしても施設にお世話にならざるをえません。仕方がない事ですけど。
これから、益々、高齢化が進むと思います。私は、在宅介護の経験が有りませんので、偉そうな事は言えませんが、最悪、親子共倒れになる危険性もあると思います。自分自身も、山登りやハイキングで、無理せずに、少しは足腰を鍛えなければと思います。子供達に迷惑を掛ける事は、できませんから。ぼけ防止に、PCを使ったり、こうして、日々の何気無い思いを、日記に書こうと、思います。
本日の、墓参りにそんな事を思いました。
写真左 実家のお墓(25年前に、建立)
写真右 私の分のお墓(まだ、更地です)
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