|
|
|
なんとか歩きたいと所用を削り、4月4日から3日間歩くことが出来ました。
※その11 ― 4月4日(火) 歩行距離ー17.4Km
始発電車で前回終了した「島田宿」静岡県島田市のJR島田駅に向かい昼少し前に到着して歩きだしました。
夕刻まで歩ける時間と旧東海道の街道筋にある宿泊先までの距離を考えながら計画をたて歩きだしたが、午後2時頃に計画した「藤枝宿」に到着したが宿に入るには早過ぎる・・その先に宿は無いかと旅館を探して連絡すると「リフォーム中」とのことで最初は断られましたが、次の宿泊地までは27Kmもあるため「何とかなりませんか・・」と懇願すると宿泊させてもらえることになり、9Km先の宿に向かい「岡部宿」に午後4時頃に到着しました。
※その12 ― 4月5日(水) 歩行距離ー29.4Km
朝、6時半過ぎ旅館を出発して15分位歩くと太陽が眩しく汗ばんできたことからダウンジャケットを脱ぐ。
暫くすると国道1号線を横断して地図本(ちゃんと歩ける東海道53次)に従い側道に入り「宇津之谷トンネル」手前で旧道の山道を登りかけたが、メッチャ急登・・「これがホンマに東海道?」と思いながらミカン畑の間を懸命に歩いていると行き止まり!!!(*_*)・・間違いに気づき慌てて国道に戻って(約30分の無駄歩き)正規の街道に入り「宇津之谷峠」を越えました。
国道とほぼ並行する旧東海道「丸子宿」に午前9時過ぎ到着。丸子宿は「とろろ汁」で (広重の東海道宿場絵図でも) 有名であり、食べたかったが午前11時開店とのことで残念でした。
午前10時半頃「府中宿-静岡市内」に入り、人通りの多いビル群の中を「昔の人が見れば驚くだろうなぁ・・」等と思いながら黙々と歩きました。都会の街並みから外れ照りつける太陽の下をひたすら歩き午後2時過ぎ、次の都会の街並みが続く「江尻宿-清水市内」に入りましたが・・なんか人通りが少なく、シャッター通りが多いように思いました。
午後3時前、洗濯もしたいこともあり少し早いですが、清水駅前のホテルに入りました。
※その13 ― 4月6日(木) 歩行距離ー15.6Km
天気予報では午後から雨になるとのことで、天気の良い内に少しでも歩いて距離を稼ごうと午前6時半ホテルを出発しました。歩き始めて約30分・・小雨が降ってきたのでザックカバーをして傘を差しながらの歩行となりました。
国道を三島・箱根方面に歩き、道路標識から東京までの距離が200Km
を切ったことから、残り7日間位かなと江戸・日本橋到着のことを想像しながら歩いていました。
午前7時半頃「興津宿」を通過、その後 国道から離れて「薩た峠」を越えるのが正当な街道歩きですが「午後は雨」ということもあって少しでも前に進みたい気持ちから国道を進むことにしましたが、興津町を過ぎた国道脇に「この先歩道がありません!」「戻って自転車道に・・」との看板が出ていました。
近くから出てこられた女性 (おばちゃん) に訪ねると「歩くのなら大丈夫よ!!」と言ってくれたので快く国道を歩き出すと・・とんでもないことに!! 車道端の白線が次第に狭くなり、通過していく大型車両がすぐ傍を走り抜け油断すれば危険な状態でしたが、約1.5Km歩いたところで道路横断ができ右側の歩道を歩くことができました。
午前9時前、桜エビで有名な「由比宿」に到着、街道沿いには桜エビや茹シラスが売っている店が多く、あまりにも美味しそうなので・・買ってしまい自宅への配送手続きをしてしいました。
しばらく街道を歩いていると立派な「由比宿の本陣跡」や「東海道・広重美術館」があり、束の間でしたが見学をしました。
午前10時過ぎ「JR蒲原駅前」にさしかかり、次の「吉原宿」までは約15Kmあって帰宅が遅くなるため、今回はここで終了することにして帰途につきました。
残り東京までは約170Kmで約7日間・・早いうちに完歩したいと思っています。
写真1―丸子宿の「とろろ汁屋」と広重の絵図
写真2―府中宿(静岡市内)のビル群の中の街道
写真3―由比宿の本陣跡(東海道広重美術館)
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する