去年、ヴェネツィア映画祭で脚光を浴びた『The Painted Bird』が、
『異端の鳥』として今夏、全国ロードショーとなった。
言語は、「エスペラント語」を採用し、
モノクロームの画面と相まって、
舞台となる国や場所を特定されないよう描かれたという。
半世紀ほど前に読んだ本なので、
覚えているのは、
少年が<振り香炉>のように振り回す<流れ星>のことばかり。。。。
穴を開けた缶にコケや炭を入れて作った燠火を振り回すのだが、
小説の行間からは、夜空に舞い散る蛍を連想していた。
私が、ナイトハイクを好むのは、この本の影響かもしれない。
夏が待ち遠しい。
からすは、赤ちゃんが可愛いと鳴く。
からすの赤ちゃんは、赤い帽子や靴が欲しいと鳴く。
異端の烏は、なんと鳴いたのだろうか?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する