丹沢、塔の岳の尊仏山荘小屋番山岸猛男氏の自伝。山の雑誌への寄稿や、跡を継いだ娘夫婦の寄稿もある。低山とは言え厳しい冬山での高校生パーティの遭難、白装束の二人連れの女性が玄倉川で遭難しその後幽霊となり林道工事のトラックをヒッチハイクする話、コンタクトレンズの付け間違いで目をやられた女性を皆で交代で背負って下山しその後その一人と結婚した話など。彼が小屋を継ぐ二代目の娘婿に言った注意点は、ランプの火屋は常に磨くこと、トイレは綺麗にの二点だけだった。
山岸猛男氏は秦野の老人ホームで余生を過ごされ亡くなられたとのこと。
ご冥福を祈ります。
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