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日記

最近の日記リスト 全体に公開

2024年 11月 02日 16:20未分類

藤原太一の大正十二年七月 白馬岳登山(22) 日没と就寝、翌日の下山

すべるとなかゝゝ面白いが雪の凹凸のため尻が痛い。 カンジキがひっかかったり、リュックサックが重かったりするとよくすべらぬので、それらのものは皆とりのけて、身体一つにならなければならぬ。そして尻にゴザをしく。 それから殆ど雪線に平行になるまで体をウンとそらして、足を揚げる必要がある。(中略) し
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2024年 10月 06日 10:40未分類

藤原太一の大正十二年七月 白馬岳登山(21) 頂上・山小屋

小屋にはいつて夕食、強力のたいた、半にえのあつい御飯、ジッとしておくと椀の底に分解沈澱して、みるからにうまくなさそうな山の味噌汁 ---- これも熱い。こんな所では、うまい、まづいを超越して、たゞ熱いといふ事だけが眞のご馳走なのである。  (中略)  ムシロは連日の雨でジメゝゝ。多数の登山者がせ
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2024年 09月 25日 09:43未分類

山上ヶ岳の女人禁制

 9/19〜20、初めて山上ヶ岳に登ったが、山頂にある大峰山寺は毎年5月3日から9月23日まで本堂の扉が開かれているとのことで、閉山間近に登ったことに今気づいた。  ということは1年の6割ほどは僧侶・修験者がいないということか。  修験道の根本道場で、今も女人禁制を守っていることは理解できると
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2024年 08月 31日 15:48未分類

藤原太一の大正十二年七月 白馬岳登山(20) お花畑

午後二時四十分 −− お花畑着 しづに、なつかしいところであった。 一面のシナノキンバイ。ハイ松の波。なだらかな小山の起伏。そこにお花畑の壮観が展開せられるのである ---- いま、こゝにたゝずむで誰か、涙ぐましい感慨をおぼえぬものがあらう。  *** 百花みだれ咲くお花畑。  こ
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2024年 07月 28日 13:30未分類

藤原太一の大正十二年七月 白馬岳登山(19) 白馬頂上からのパノラマ

 山には大きな力がある。  何と形容していゝかわからぬ ----  とにかくその力の前に人は自然と頭がさがる  だから下界へ下りて 山はどうだった?と問はれると 実に困るのである。  山頂にたった人のみが味はひうる この神秘な涙ぐましい感激は  寫眞にも、絵にも、口にも 筆にもあらはせるも
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2024年 06月 08日 10:42未分類

藤原太一の大正十二年七月 白馬岳登山(18) 小雪渓横断

 小雪渓横断の図 午後二時 ----- 小雪渓を横断!! 再びカンジキをつけて武装。今まで中の最も危険な所。 約五十六度の急傾斜をもって雪渓は瀧の如く流れ、その下はとのぞくと、ムクゝゝと雲が湧き起こって、 それをみるだけでも目まひのタネである。一度び足をすべらすや、何十丈としれぬ雲の底にころけ
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2024年 05月 24日 11:48未分類

今頃コロナ

おとといから風邪の症状が出、昨日の朝、しんどくはないものの、熱を測ってみると 37度5分。 コロナやインフルではないと思うが、念のため病院の「発熱外来」に行って検査してもらうと、な、なんと、コロナとのこと。 驚いたが、看護師さんによると、今のコロナはほとんど軽い症状で、薬を飲んで安静にしておけば
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