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一番回数が多いのはバリゴヤの頭でしょうか。４・５回行ってます。大川口からバリゴヤの頭へ登り稲村が岳まで行きます。そこから下りは神童子谷へ下り大川口へ戻りますが毎回違うルートになります。
道迷いを楽しんでいるかのようです。絶壁へ突き当たって戻ってみたり、枝谷へ下りたり、トリカブトの群生地を通ったり、山シャクヤクの咲いている場所を見つけたりしますが同じ所はなるべく通らないようにしています。
１人で誰もいない山を歩いていると五感が研ぎ澄まされるようになります。野生動物の気配にも敏感になり、風下から近づいて行ったら動物達も気が付かないでたむろしていることがあります。大木の生えている場所や花盛りの木など特徴的な場所はどれも強く記憶に残ります。
危険を察知して身を守るという、一番基本的な事を緊張しながら実行しているのだろうと思います。
１人で誰もいない山を歩くと 楽しいと思うことは少なく、それよりも無事に帰れてよかったと感じることの方が多い。
それでも時々行きたくなるのは、不安を克服する過程が精神を成長させているような気がするからかもしれない。
１.バリゴヤの頭 （真ん中 奥の山）
２.鉄山ルンゼ （中央のとがった山の左のルンゼ）
３.錫杖岳
大先輩方は突き詰めるとヤブ山に入っていきますからね。
やはりあれですね「地形を見ると道が自然と見えて来る」感じですかね？
コメントありがとうございます。
私が藪山へ行くのは たぶん子供の頃の冒険遊びの延長だと思っています。特に難しい所へ行っているわけではありませんが、やせ尾根とか岩場のマークのあるような山が好きです。
登りはどこを通っても枝尾根から主尾根へと収斂していってピークへとたどり着けますが、下りは絶壁で進退窮まることがあるので慎重にルートを探ります。それでも私は地形図しか持っていませんので他人の軌跡を参考にすることができません。問題なのは自分の現在位置が正確に把握できないことです。時には木に登って尾根の形を見ることがあります。
今はスマホでルートを確認しながら安全に山を歩くのが主流だと思いますが、誰も歩いていない所には 何か見たこともないようなものが有るのではないか と期待しながら歩いています。
なるほど勉強になります。登山経歴拝見させていただきましたが、沢と岩山入っておられるのですね。藪山歩きの難しさあるかと思います。
わたしも沢は少ししか経験ありませんが春先の雪山など地図をみて山中行動することはありますのでおっしゃることは理解できます。
特に視界が効かない樹林帯の位置確認の難しさありますからね。斜面の具合で判断するしかなく、１０００ｍの山がとてつもなく高い山に感じる時もあります。
歩いていかなければ見えない景色を求める姿勢こそすばらしいですね。
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