１０年程前の話
西穂から奥穂へいつもの相棒と２人で縦走していた。
上高地から西穂へ登りそこでテント泊をし奥穂へ向かっていた。西穂からジャンダルムの間であったと思う。私が先行して相棒が１５mほど後ろを歩いていた。急傾斜の下りの道だったので足元を見ながら歩いていた。
突然 後ろの方で ラクー という声。
振り返ると２~30m上の方から３０〜５０ｃｍほどの石が３個ほどと小さいのが数個ジャンプしながら転がってきた。テント泊装備を背負っていたので機敏な動作が難しかったが横のハイマツの上へ飛び乗った。２〜３mほど横を土煙を上げながら石が転がり落ちて行った。
フウー 間一髪 無事だった。しかし、心臓は早鐘を打ったように脈打っている。
上を見上げると単独行の人が申し訳なさそうに頭を下げていた。
山ではどのような危険がいつ襲ってくるか分からない。それに対処するには前方は目で、後方は耳で危険を察知する必要があると思う。特に多くの人が歩いているような岩稜地帯は上に注意する必要がある。がらがら落石を落としているような人がいたら間隔を開ける必要がある。
身を守るためには 漫然と歩いていてはだめだと思う 私です。
私も初めてラーク！を聞いたのがジャンでした(･∀･;)
コメントありがとうございます。
今回は落石の話でしたが、私が山で一番恐れているのは 雷です。
以前 磯釣りで釣り竿が体に触れるたびにバチ・バチと火花が出るので渡船に連絡して迎えに来てもらいました。雷鳴は聞こえてなかったのですが曇った空の上に雷雲があってカーボン製の釣り竿が避雷針になっていたようでした。非常に危ない状況だったと思います。
樹林帯より上の 岩稜地帯での雷はまだ経験がありませんが どこへ逃げたらいいのか対処方法を研究する必要があると思っています。
詳しい方がおられたら教えていただきたいです。
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