全都道府県に緊急事態宣言が出てから、登山を自粛している人、感染しないように工夫しながら登山する人、など様々です。
政府や専門家会議から登山についての具体的な指示が出てないので、とすると登山に携わる人々から色々な考えが出てくるのは当然のことでしょう。
人間には個々、遺伝子や生まれ育った環境によって異なる価値観を持っています。そして人間は自分の価値観を中心に判断し、そして自分の判断を後押しするデータや意見を優先して採用する生き物です。
なので登山を自粛している人が、この状況で登山に行くとは何事だ!と思うでしょうし、工夫しながら行ってる人は自らの工夫があれば問題ない、と考えて実践するでしょう。
もちろん明確に感染予防を怠っていると思われるもの、例えば家族以外のパーティーで登山して山頂で同じ鍋を食べたりオヤツを交換しあったり、下山後に同じ車で温泉に向かったり、というようなことは言い訳するまでもなく感染を拡大することにつながるので、そこに意見の相違は出ないものです。
そして都道府県を跨いだ外出は控えるよう、という言葉が先行して、都道府県を跨る通勤はしてはいけないとか、この状況でお店を開けたり仕事に行くとは何事だ、という意見も出るのですが、このあたりはでは日本全国全員が自宅に篭ったら、ほどなくして火力発電所の燃料が切れるとかメンテナンスを放置したがためにライフラインはストップするでしょう。電気やガスや水道、お店で売っている食料品やトイレットペーパーは無人で勝手に湧いてくるものではないのです。
なので我々は全員ではないにしろ必要な仕事はしないといけないのですが、自分の仕事の社会貢献度を過小評価していると、別に仕事しなくても世の中回ると感じてしまうでしょう。
ではこのような状況下で登山は許可されるのか?それは登山を一括りにして判断しようとすることにそもそも無理があります。前出のパーティー山行はNGでも、単独で近所の里山を散歩の延長線上で行くことに感染防止の意味で問題があるかと言われれば、それはないでしょう。
ではそういう山行を公開することで、他の人に不用意な山行を誘発させてしまうからやはり止めるべきだという意見もあるでしょう。それはある意味もっともな意見でもあるのですが、人は自分が我慢していることを他の人が自由にしているのは許容し難く、すると自分の価値観である自粛するという行為を他の人にも共有してもらいたい、つまり自分の価値観を他人にも押し付けてしまいがちになります。
これは自宅のトイレットペーパーを一度に50cmも使うのはけしからん、30cmにしろと言うことにも似ています。そしてこういう価値観というのは常識と同じで、予め伝えてくれるものではありません。結婚する前に「トイレットペーパーは30cmまでね」と相手に言う人はいないでしょう。
ではこの議論の分かれるようなことに対する答えをどう探せばいいのでしょうか。
それは、できるだけ多くの人が、その人なりに考えた判断で行動することでしょう。この、まだ明確な答えが出ていない中では、誰の価値観の元に判断した答えが正しいのか、誰にもまだ分からないものです。そんな時には常識で分かる範囲で、あらゆる考えを実践してみて、その多くの結果の中から適切なものを選んで答えとするのが正解なのです。
もしかしたら、自粛して閉じこもっているのが正解かも知れませんし、感染しないよう工夫しながら登山を続けた方が良い結果になるかもしれません。いや、もしかしたら、軽く感染してから登山のような運動をするといち早く抗体ができるかも知れません。これはある意味、我々の遺伝子と行動が篩に掛けられているのだと思います。
あなたがそう考えるのは理解できる。ただ私はこう考える。
批判は出るでしょう。でも批判や反対のない意見なんて、この世の中にないと思いますし、あっても凡庸でつまらなく、何の役にも立たないものでしょう。
多様性がある方が、結果として絶滅を防いできた。人間もその遺伝子のシステムを背負って生きているのです。
一点だけ、役に立つアイデアがあるとすれば、それは柔軟性でしょう。
環境に合わせて、自分の考えや行動を柔軟に変えることが、無駄なエネルギーを使うこともなく、一番長く生き延びることができます。
私もヘルメットの色変えるくらいの柔軟性が欲しいです(笑)
おっしゃる通りです。
yoshikunさんコメントありがとうございます。
プロフィール写真のようなご来光、また拝める時が来るのを待ち望んでます。
こんばんは。
まったくもって同意します。いま、近所のお散歩レコすら許されないギスギスした雰囲気、どうしてこうなってしまうのでしょう。
ただでさえ意識高い率の多いこのSNS、十分に自粛ムードは広がっていると思うのです。どこの世界にもいくら説いても言うことをきかない人たちは確実にいます。その残り数%に圧力をかけるために強い口調で主張し続けたって無駄な努力だし、デメリットの方が大きいです。ここで吠えて、いったい何人の意識を変えることができるのでしょう。
地元の商店街や公園の人混み、昼なら許される居酒屋、はるかに感染リスクは高いですよね。そっちに目を向けた方がよほど生産的だと思います。
AERIALさんコメントありがとうございます。
その通りですね。結局のところ人間の意識を変えるにはその人の価値観を変えないといけないので、「そういう人もいる」と納得してそこにエネルギーを注がないのが一番だと思います。
私の希望(願望?)は、こっそりとでも登山を続けている人が、体力も免疫も維持できて、結果コロナとは無縁で過ごせた、という結果になることなのですが、果たしてどうでしょうね。やはり体力は重要ですからね。体力落とさないようにお互い気をつけましょう
う〜ん、難しいですね。結論を先に言うと私は緊急事態宣言中の登山は、リスク管理の見地から全面自粛でいいと思います。登山者が叩かれることになれば悲しいので。
自粛を声高にいう人は、今登山に行く人は自覚がないといい、登る人は、三密考えているから大丈夫だといいます。ヤマレコでは「(登山を)ご自身の判断と責任で行動いただきますよう、よろしくお願いいたします。」としているので、投稿自体もどちらでもよいのかなと思います。
他人を論破したいだけの人もいれば親切心で言っている人もいますが、みんな、momochannさんのように寛容ではありません。momochannさんなら、行ったらダメって話にも耳を傾けると思いますが、本件に限らず山屋はガンコ、人に言われて柔軟に対応できる人って少なく、批判されれば反論します。反論が軋轢を生みます。(でも真剣に山に向き合っているからいろんな意見がでるんですよね)
momochannさんのヘルメットのようにこれが正解っていうのは難しいですね。
mmasuyannさんコメントありがとうございます。
はい、その全面自粛が正しいのじゃないか?というのもコロナ蔓延という状況下において柔軟に行動を変える一つのいい例だと思います。
この状況下でいつも通りに県を跨いでリスクの高い登山をする、というのは柔軟性ゼロでしょう。ただそういう人が投稿を止めてこっそり行く、というのは少しだけ柔軟性があるとも言えます。もちろん危険極まりない行為で顰蹙ものですが。
山屋に限らず人間って頑固ですからね(笑)。日記の冒頭に書いたように、「人間は自分の決めたことを後押しする意見やデータを採用する」という、これはフランシス・ベーコンの400年前の言葉なのですが、反対意見には耳を貸さないものです。
ほんと、アルコールで手指を洗うのは正解だと思いますが、登山の是非に対して今は正解はないと思います。どんどんPCR検査やっていくのが正解か、PCR検査は必要最小限の人たちを対象にするのが正解か、それすら分かりませんからね・・・
私のヘルメット、ピンクだと選択肢がほとんどなくて、レディースものかキッズものしかないんです。柔軟性のなさの極みですよ(笑)
ももちゃん、こんばんは。お久しぶりです。
まったくおっしゃる通りです。
こういう状況下では、変な正義が横行し、同調圧力によって異なる意見や行動を抑制しがちになりそうです。
自分なりの考えや対策をもって行動していればいいんだと思うんですが。
とは言え、車のない私はわざわざ電車に乗って山に行こうとは思わないのも事実でして。
今度シェアサイクルで六甲や箕面、ポンポン山の麓まで行ってみようかなどとコッソリ企んでます(笑)
海外では遭難救助した際に救助者がコロナ感染していて、救助員が感染した例もあり、登山自粛、国立公園入園禁止などの措置も取られています・・・
dolceさんご無沙汰です〜コメントありがとうございます。
シェアサイクルでポンポン山の麓に行こう!というのも柔軟性のなせる技ですね(笑)
その遭難者が感染してた話、どんな山行していたのでしょうね。登りの途中で息苦しくなったのでしょうか。そういう話を聞くと、仮に行ったとしても途中で具合が悪くなってもすぐ麓に戻れる程度の登山まで、とすることになるのでしょうね。実はこっそり感染していて登山によってウイルスが活性化して急に肺炎になる、ということも考えられますね。恐ろしや〜
momochannさん、初めまして。 ayap-jkと申します。
日記の内容、実に的を射た的確なご意見だと思いながら拝読させていただきました。
私も、遠方の重厚長大な登山と里山の散歩を同列に考えるのは、どうにも無理があると感じています。確かに、疲弊する医療現場の様子が報道されれば「自粛」の二文字が重くのしかかってくるような気がするのも分からなくはありません。
でも、それと里山登山を結びつけるのはいかにも短絡的というか、このご時世、自粛が是とする意見を否定するつもりは毛頭ないものの、全員そうすべき!っという圧力はそろそろ勘弁して欲しいかと。これは0か1かで奇麗に色分けできるデジタル的な問題ではなく、もっとアナログ的な、まさしく仰る通り柔軟性を持った考え方が本当に重要で、何かぎすぎすした今の世の中を和らげるキーワードだと思います。
何れにしても、先が見えないこの問題をクリアして、何の差し障りもなく登山できる日が待ち遠しいですね。
ayap-jkさんコメントありがとうございます。
今回のコロナウイルスは近い過去に類似のことがないので、果たしてどうするのが正解なのか、私も分からないのが正直なところです。
この自粛モードに合わせて自粛するのが一番柔軟性があるとも言えますし、それでも体力維持はしたいというのも本音でしょうね。
先日環境省が言っていた、「国立公園でテレワークを」。あれが羨ましいです(笑)
momochannさん こんばんは
最初に・・ 決して敵対するつもりは無いんですよ?
ただ・・
>「政府や専門家会議から登山についての具体的な指示が出てないので」
と有りますが・・
「不要不急の外出は自粛するように」と、政府より明確な指示が出てますよ?
山登りが、不要不急で無いのは電力会社とか森林伐採業者さんとかのごく一部だけで、リクレーション登山は不要不急の行為ですよね?
いちいち「登山はダメ」「テニスはダメ」「釣りはダメ」「スキーはダメ」と指示を出してないだけで、それを指示されてないと解釈されるのは、極解過ぎて些かムリが有り過ぎのような?
決して敵対するつもりは無いので、誤解無きようにお願いします。 m(__)m
Donaiさんコメントありがとうございます。
はい、その通りで、不要不急〜というメッセージが出ています。
ところが一日一回程度の散歩は可、というガイドラインも出ているので、話がややこしいんです。
登山はダメ、それもいいでしょう。
では散歩と登山の境界って何でしょう?
ザックを背負って、自然いっぱいの県道を歩くのはどっちでしょうね。
今の状況下でしたら、途中で息苦しくなって具合が悪くなっても、自力で帰宅できる範囲までなら大丈夫でしょうか。それもやっぱり、ダメだと思われますか?
momochann さん おはようございます
自分は登山に対して、今は自粛推奨派ですが、限りなく条件付き容認派(勝手に命名してます)に近い立ち位置だと思ってます。
兎に角 山に行きたいです。
散歩が自粛要請対象になってないって事で、散歩と登山を結び付て正当性を主張できるスキームを何度も考えましたが、結局とん挫します。
最後に行きつくのは、自粛要請対象になって無いのは、「散歩」ではなく「健康を維持するために必要な散歩」となっており、それを山登りに結び付ける散歩に持って行くのは、へ理屈に過ぎないなぁって ところに行きついてしまいます。
政府や首長さんが言っている、散歩の意味を、小学生とか中学生の国語のテスト問題にして、この散歩のについて表現したい事を簡潔に述べよ って問題が有ったら、「生活圏内において最低限の健康維持に必要と思われる散歩」については自粛対象にはしない。 って辺りが正解に近いのではないのでしょうか?
なので、散歩と登山を結び付るスキームを考えて行きつくところは、近くに山が有ってそこに行くのが「生活の一部と言える人はいいなぁ」って事です。
そういう意味では、何となく同じ考えの様に思ます。(そう思うのは自分だけ?)
もし、同じ考えなら、もう少し詳細な散歩の定義をお願いできませんか? 私だけかもしれませんが、日記の内容だと誇大解釈して、普通に登山OKとミスリードになってる可能性が有る様に思うのです。
自分もいつも山に行くためのスキームを考えています。
これは行けるんじゃないか? と思ったのは、 各行政や登山道の管理者に連絡して、この際だから人の少ないこのタイミングで登山道の整備や施設のメンテナンスをやりませんか? と提案し、ボランティアを志願します。
そして、堂々と山に行く! ってのを真剣に考えてました。
管理者への申請の方法とかその資格。 管理者が許可する基準などの ロジックも漠然とですが色々考えてました。
その矢先に、全国に非常事態宣言が拡大し、東京から地方都市に行くことなど果たせぬ目論見となってしまいました。
ただ、同県内の方や近所に住んでる方なら、この方法は行けるんじゃない? と、今も思ってますが・・
多くの人が、それならいいんじゃね? って、言ってくれる方法は無いものでしょうかねぇ
誰かにかアイデア出してほしいです。
長々とすいませんでした。
Donaiさん返信ありがとうございます。
Donaiさんの文章、とてもよく考えられていて、私も同感です。
散歩の定義、私もちょっと考えたのですが、「ヤマレコに載せようなど思いもしない程度のウォーキング」という感じがふさわしいのかなと思いました。
そんなことを考えているうちに、間もなく散歩もNGになるかも知れませんね。
そうなると散歩と登山の中間は何?なんて考える必要もなくスッキリします(笑)
それで自宅でトレーニングに励む日々。
なんか、刑務所の独房で差し入れのピンクヘルメット被って、筋トレしているようです。
ミスリードの件、私もそう感じています。もう少し表現変えたらよかったと。
読んで下さった方どうか本文じっくり読んで理解してください・・・と願ってます。
いい方向に転回してくれて、また山に行ける日々が来ることを願ってます。
おはようございます。
すでにご覧になっておる方も多いかもしれませんが、
中立的な立場での文章です。
ただしYAMAP発信という意味ではここ(ヤマレコ)では中立ではないかもしれませんが…
https://mag.yamap.com/12641?fbclid=IwAR1HloZmbzLA482bqIbnwOH2NbpNVN_eIGho4FjXHmV13BAs-HCnlrpEDmg
参考になります。
シンモンさんコメントありがとうございます。
実はYAMAPのそれに触れようと思ってて忘れてました(汗)
よく考えてあるなぁと思いました。
そういやシンモンさんは業務上リアルな情報をご存知だと思いますがいかがですか?
行ってもいいんですよといいつつ私は行く気になれないのですが・・
せっかく振っていただいたので、少し身近な例を出します。少々登山から飛躍しますし長文失礼します。
私はケガ人に日常的に関わっています。
先週の話です。家で普通に生活しているおじさんがちょっと段差で転んで足首を捻りました。大丈夫だろうと翌日に受診したので足はパンパンに腫れてさらに発熱していました。
普通に考えれば腫れたところから全身の熱が出ているのです。
が、このような時期ですから発熱患者は病院の玄関から先に進ませてもらえません。
まず新型コロナ感染症に関わる内科医師と相談します。採血、新型コロナウイルス患者判別用のCT(うちには2台のCTがあるので分けています)で肺を撮影して新型コロナに典型的な肺炎・炎症がないことを確認します。
これでようやく足の診療になります。ここまでに来院してから3時間。
診療の結果、骨折していたので手術になりました。
外傷手術は病院機能がよほど逼迫していなければ、「今してもいい」手術なので、入院し手術しました。
ちなみに「今する必要のない」手術はしていません。そういう手術の可否のトリアージもあるのです。
救急車で運ばれるけがをしても同じです。
当然救急隊員は熱を測ります。熱があるとなると受け入れ病院探しが必ず難航します。なんとか受け入れてもらって病院に到着しても、上に書いたような手続きからまず始まります。
自宅での骨折でもこんな有様です。
少し登山から離れます。
あなたの友人、家族を思い起こしてもらいます。
この1週間に二言三言会話した人の顔を思い出してください。これは濃厚接触にあたります。家族以外にも5−10人くらいはいるでしょう。
仮に今あなたが新型コロナウイルス感染症と診断されたとします。
あなたはベッドの用意ができ次第入院です。軽症であったらホテルの可能性もあります。
入院は最低2週間です。実際は、症状がなくなってさらに2回のPCR検査が陰性になってようやく退院ですから3−4週間はざらです。
この1週間であなたと会話を交わした人達は「全員」濃厚接触者とみなされるのでPCR検査を受けなくてはいけません。あなたの同居家族ももちろん全員です。
この濃厚接触者たちは「PCR検査の結果に関係なく」、「症状の有無に関係なく」、あなたと会話した日から最低2週間の自宅待機を指示されます。
濃厚接触者のPCR検査結果が陽性であればあなた同様入院になります。もちろんその人の「二次」濃厚接触者の自宅待機と調査が始まります。
あなたの家族はどうなるでしょう?
同じようにPCR検査の結果が陰性であっても2週間は家から出てはいけません。もちろん買い物も。必要なものは親戚や友人に買ってきてもらうことになります。誰に頼みますか? なんて頼みますか? どうやって渡してもらいます?
同居のあなたの子供の一人だけが家族の中でたまたまPCR検査が陽性になったとします。
症状に関係なく入院になります。あなたと同じ病院とは限りません。ベッドが空いたところに入院です。
PCR検査で陰性であってもあなたの家族は見舞いに行くどころか2週間自宅待機中です。着替えなどの差し入れを届けることもできません。そもそも行けても病室に入ることはできません。今はどこも面会禁止です。
ではあなたと子供さんの差し入れの手配は誰がするでしょう? 親戚や友人です。誰に頼みますか? なんて頼みますか?
こういう問題が起こります。病状どうのこうの以前に周り一帯の生活が変わってしまうのです。
ここからは少し医療に戻ります。
今、出てきた登場人物もしくはその同居家族の中に仮に医療関係者が居たとします。老人介護施設の職員でもいいです。誰か必ずいるでしょう。
彼らは濃厚接触者なので少なくとも2週間の休職を職場に報告します。濃厚接触者の家族であっても報告すべきです。次は自分が「二次」濃厚接触者となるかもしれないので。
勤務先の病院や施設には緊張が走ります。
その濃厚接触者がPCR検査で陽性と判定された瞬間に、関係する職員が何十人と自宅待機になり、外来は中止になり、手術は縮小もしくは中止になり、入退院が停止します。
何人かの職員は三次濃厚接触者としてPCR陽性となったりするでしょう。
時々新聞で報道されている状態です。中には馬鹿げた宴会をした輩のせいで閉鎖になっているところもありますが、多くはこのような状態です。
自分が見聞きしただけでも、こういう連鎖の「未遂」状態がこの2週間で3つほどあります。本当に綱渡り状態なのですよ。それほど人は様々につながっているのです。
病院は行動自粛できません。どうしても普段の仕事が全て濃厚接触になるのです。
最初はあなたが感染したことから始まるこれらの顛末。そもそもあなた自身どこで感染したかもよく分かりません。濃厚接触者が感染源かもしれずどちらが先かも分からないのです。
これを読んで人が集まるところに行こうと思えますか? 友人と会おうと思えますか?
今、登山をしてもいいか? の答えにはなっていないと思いますが、病院の中から見える景色はこんな感じです。
欠かさず山に行っていた自分でも、登山と散歩の狭間が決めきれず毎日逡巡しています。
行くのを止めろとは言いませんし、行ってもいいよとも言えません。
友人家族と接触することや怪我をするだけでも、いろんなことが起こるんだな、ということを肝に命じて貰えれば。
シンモンさん、リアルな現場の情報ありがとうございます。
これ、ほんとシンモンさんに振ってよかったです。報道で院内感染のニュースを読んでも、ここまでの詳細な話は出てこないですから。
そろそろ会社に行くので(笑)、また帰宅後読み返してみます。こういう話は繰り返し読むのがいいですね。
お互い特別警戒都道府県ですし、厳戒態勢で行きましょう。
余談ですが昨晩は「生と死の分岐点」っていう遭難にまつわる話の本を読んでました。こういう時は山のリスクを感じる本を読んだ方がいいかと思って。
ありがとうございます😁。気持ちが少し楽になりました。この件については答えが見つかりませんね。どうするかは各自の判断に委ねるしかなくまたその行動に他人が介入する余地もないと思っています。しかしながらその行動には責任を持たないといけないことはわかっていますし、またそういう意識で行動しないといけないと思いました。私もGW等はすべて缶詰めということはないと思いますので今の状況をふまえながら有効な活動方法を考えていきたいと思います。
momochanさんのキノコハイク、また再開されること楽しみにしています☺。
ikajyuさんコメントありがとうございます。
答えは正直私も持ってません。そして状況が日々変わりますので、昨日の答えは今日使えない、ということになってまして、あとからこの日記を読み返したら「ああ、あの頃はこんなこと考えてたなぁ」と微笑ましく回想するのか、はたまた悲壮な思いで回想するのか、どうなるのでしょうね。
キノコハイクの代わりに紙粘土と絵の具を注文しまして、紙粘土細工でキノコを作ってみようと思ってます。こんな時でもないとできない変な楽しみですが、作ったら変でも日記で紹介させていただこうかなと思ってます(笑)
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