feveのクライマーズハイ

久しぶりにヤマレコへアクセスした。
プレミアム会員になったとたん、出入りが少なくなってしまった。
不義理をしたのには訳がある。以下の５つが理由である。

1 現在左足の付け根が痛い。お医者に行ったが骨には問題がなく、筋肉痛ということで塗るシップをもらってきた、ずいぶん経つがまだ痛い。山には登れていない。

一日のうちで一番痛いのが夜寝る前、塗り薬をぬって、痛みに耐えながら寝ている。ズキンという痛みではなく、ズーンと痛い。どこへ行くのも車で移動し、歩くのはゴミ出しと草取りぐらい。

2.お盆で忙しかった。

3.猫が家出をした。途中でカラスに襲われたらしく、見つけたときには鬼の形相 で、私に威嚇した（シャーっというやつ）。岩手に珍しい猛暑日の日で、夕日が差す中、家に帰るよう「説得」をして、噛みつかれても（猫の牙はけっこう鋭く、本気で噛みつかれると腫れる）なんなので、バスタオルでくるんでケージに入れる作業に一時間かかった。

4.燕岳から帰ったfeveはどこかと回線がつながったらしく、ギターがうまくなった。週に一度の先生とのレッスンは、気晴らしの場ではない。勝負の場であると回線を通じて教えられ、feveは意識が変わった。一週間練習した結果を示すのがレッスンである。勝負なのだ。

5.燕岳、最後の一キロメートル、今考えるとクライマーズハイだったと思う。歌っていたのは吉田拓郎だったが、つぶやいていたのは「絶対登ってやる」だった。雨に打たれて体が冷え、それでも意識はあって、足が動く。怖くない。

山頂が見えたとき、心底うれしかった。ただし見えたのは山頂にある石だけ。雨とガスで何も見えなかった。

翌日、奇跡的に晴れて、燕岳が見えた。見えなかったから登れたのかな？＞燕山荘から見えた燕岳はピラミッドのようにでかかった。

初心者のクライマーズハイなんて笑っちゃうかもしれないが、それでも山で感じた神秘的な体験だった。

そんなこんなで８月が過ぎようとしている。カメラはまだ直っていない。ので写真はなし。足が痛くなくなったら山へ登ろうと思う。