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どうしよう?と考えた。川の音が聞こえる。さっき見た七折の滝から流れている川だから、川のほうに降りてもそんなに問題にはならないはず。分岐も川のそばだった。うまく戻れれば、分岐のほうへ戻れるはず。
そう信じて川へ下り、川のそばを通って結局一周し、元の分岐へ戻った(feveの記録で一周しているのはその時の物)。
分岐の看板を見つけたとき、feveは安堵と体力消耗でヘロヘロになって、一瞬気を失いそうになり、倒れ込んだ。そして気を取り直して立ち上がり、落ち着いて道を探り、無事に岳集落への山道を見つけ出して、登山口へ戻った。
藪こぎをしていたとき考えたことは「このまま夜になってやぶの中で夜明かしになったらどうしよう?」だったし、蛇が足元をシュルシュルと走っていったときは、「もう帰りたい〜」だった。
蛇?苦手である。長くて不気味で、藪の中で見たときはこの世でこれ以上怖いものはないような気分だった。神様が作ったもの、のなかで、これ以上ないってぐらいデザイン上問題があるものだと思う。
なぜ?あの形で早く動けるのか不思議?
写真はベーサルシュートが伸びて、二回目の花をつけたダスキーメイデンという名前のバラ。
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