むき出しのフローリングの上に座って生活をしている。椅子はあるのだが、今諸般の事情により、テーブルがない暮らしをしている。ので、食事もいろいろなことも、床の上となっている。夏はフローリングのほうがいいが、冬は畳のほうがいいかなぁ。
むき出しのフローリングは寒い。
ので、クローゼットの奥のほうにしまってあった、カーペットを出してみた。
このカーペット、実はOL時代にトルコを回った際に買ったもの、8万円ぐらいだったと思う。
その時代、バブルだったため、OLにも余裕があって、休みを取れれば海外に自分探しの旅、なんて名目で旅行に行けた。いい時代だったと思う。
イスタンブールのモスクや塔やら橋やら、あちこちを見て回った後、カーペット屋さんに連れてゆかれ、
「玄人さんが織っても一日2−3センチです」
「織り上がるのに半年から1年かかります」
「何十年でも持ちます」
「折りたためば飛行機でも持ち帰れます」
といわれカーペットの山から引っ張り出してきた美しい一枚を見せられた。
feveは玄人さんの芸術作品に心を打たれ、自分の今いる身分が決してひどい状況ではないことに気が付き、旅情に浮かれてサバのサンドイッチを食べている場合ではないことに気が付き、とにかく早く現実の世界に戻ろうと思った。
決して安いものではなかったけれど、玄人さんの作品から一枚をおなかに巻いていたお金(10万円ほどの旅行手形、そんなものがあった時代だった)で買った。
それがこのカーペット、何回もの引っ越しにも耐え、今ここに広げてある。少しかび臭いが、絞った雑巾で拭いたら、きれいになった。
さすがに丈夫。寒い岩手地方にいるfeveの家で役に立ってくれるらしい。
今日はまだいいほうらしい>寒さ。この後最強寒波が来るとのこと、雪かきをしないといけないかもしれない。お山の天気はすべてCランクが並んでいる。
というわけで、、写真はカーペット、と庭で咲いていたスノードロップ、それとマイナンバーカードの交付の際に届いた岩手県民限定のプレゼント(鯖缶とお米、銀河のしずく)。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する