|
テントの話も3回目になりました。
今回は自粛期間中に物欲が暴走してポチったテントです。
・Naturehike CloudUp2(写真はオーレン小屋テント場)
Naturehikeはここ最近急速に知名度を上げている中国メーカーです。
調べてみると2005年に中国の寧波(ネイハ)で創設されたアウトドアブランドとの事。
ネイハだからネイチャーハイクとはなかなか洒落がきいております。
私が所持していたテントはCloudUp2というモデルのアップグレード前のものです。
よくある2人用の自立型ダブルウォールテントです。
吊り下げ式・短辺入り口というスタイルで、新型のステラリッジ等と同じタイプのテントとなります。
インナーテントは基本的な機能は備えつつ、大部分がメッシュとなっており軽量化を図っています。
2人用テントながらペグやグランドシートたで込み込みで1720gとなかなかの軽さ。
特筆すべきは何と言っても価格で、\17,900という驚きの価格設定。
これでガイラインからペグ、グランドシートまでセットになっています。
これは定価の話ですので買い方によっては更にお安く手に入れる事ができるでしょう。
山中での我が家と言える大事なアイテムであるテントですので安い事が良いかどうかという不安はあったのですが、私が使った範囲では問題ありませんでした。
デメリットと感じた部分は次のような感じでした。
メッシュ部が非常に多いため通気性が良く結露の心配は皆無だと思いますが、暴風雨では強い雨が地面に跳ね返ったものがメッシュの隙間から吹き込んできたというのはありました。
個人差はあると思いますが私は普通に眠れるレベルでしたが。
独特の形状のフレームをしておりアップグレード前である私のテントはY字のフレームをしています。
定番のクロスフレームではありませんが、オーレン小屋で遭遇した暴風雨で特に不安はありませんでした。
樹林帯での暴風雨なので稜線ではまた別と思います。
フライシート入り口部分のジッパーは下からしか開きません。
ステラリッジの時に書いた顔をちょっと出して外を見るような事はし難いです。
あとジッパーの補強と思われる面ファスナーが付いていますが、いちいち引っかかって鬱陶しかった印象がありました。
現状購入する場合はほぼアップグレードバージョンを選ぶと思われますが、アップグレード前のフレーム形状はテント入り口の逆側短辺中央をフレームで固定する形状をしているため、床面を綺麗に長方形にしづらいと言う難点があります。
アップグレード版では改善されています。
また特殊形状であるが故に、ウェブサイトにある商品画像のように格好良くピシッと張るのがちょっと難しい印象は受けました。
色々と書きましたが総合的にはなかなか良いテントだと感じました。
山中で使用するテントとしての基本機能は備え、設営が簡単な吊り下げ式であり、快適性重視のダブルウォールにも関わらずなかなか軽く、とにかく安い。
続くかどうかわからないけどテント泊をしてみたいと思ってる方にはお勧めできるテントだなぁと思ったのでした。
おわり
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する