今日はもう肩から背中から全身筋肉痛でした。
おまけにどうやら右の肋骨1本やっちゃったみたいです。
でも、来週もまたやりに行きます…。
黒姫山の登山道整備は、毎年夏シーズン前に地元の"登姫(とき)の会"という山の会が町の依頼を受けて行っています。
私も実は以前からメンバーなのですが、ここ6年ほどもろもろ個人的事情から行事に参加することもなく、登録メルアドも廃止した以前のもののままだったので連絡メールを受けることもなく、ただ会費を払っているだけの純粋幽霊メンバーでした。
今更なかなか顔を出しにくいという思いはありましたが、先月新しいメルアドに変更してもらってまた届くようになったメールで登山道整備の募集があり、なかなか人員が集まらないということで、会の活動再開のきっかけにと手を上げてみたという次第です。
昨日は、朝8時から夕方5時までの予定で、表登山道の林道終点(3合目付近)から稜線までと、そこから黒姫乗越方面へ20分ほどの縦走路区間の藪刈りでした。
登山道の刈払いというのは実際に作業をどう分担してやるのか知りませんでしたが、昨日はたしか"追いつき追い出し方式"とかいう方法で、
�．瓮鵐弌爾�100歩ずつくらい離れて刈り始め、
�∩阿凌佑�刈った所まできたらそのまま前に進み、
�Ａ阿凌佑膨匹い弔い燭藉∧У，鬚佞�して知らせ、
�ち阿凌佑聾紊蹐凌佑貿い擦詈�だけ残し先に進んでまた刈り始める、
以降�◆銑い魴�り返して予定の区間を進んでいく、というものでした。
メンバーは登姫の会の重鎮K氏・O氏に私の3名、初心者の私を真ん中にして登山道にかぶさる草木を刈り払いながら登山道を登っていきます。
危険も伴う大変な作業だということは分かっていましたが、燃料・水・弁当を入れたザックの他にバランスの悪い刈払い機を肩にかけて段差の大きい急勾配を登るのは、いつもステッキに頼っているような身にはかなりこたえました。
梅雨時のため下も滑りやすく、刈払い機を振っているとバランスが悪いことこの上ない。
つま先が後に滑って前のめりに転んだときに、刈払機の取っ手で右胸部をゴリッと…。
（まあ肋骨のヒビ程度のことは以前にもやっているし、仕事できないほどの傷みでもないし、病院に行っても大した治療はしてくれないので放っておくより仕方ありません。ポッキリいったのでなければ全然平気です。）
稜線部の予定区間をほぼ刈り終えた頃、激しいにわか雨も降ってきました。
あとは下るだけといっても、ツルツルの急斜面で尻餅つきまくり、ドロドロの雨合羽の下は汗と熱のサウナ地獄で、勝手知ったる道も車の所までの約2時間がずいぶん長く感じられました。
雨に前後して小虫も纏わり付き始め、これは買ったばかりの防虫ネットが威力を発揮しましたが、メッシュが細かいため視界が暗く、より足元に神経を使いました。
作業自体の大変さに加え、作業時期がどうしても梅雨時になるため雨や虫との対決も覚悟せねばならず、なかなか人が集まらないのも無理ないことと思いました。
他の登山道の整備ですが、あと残っているのが西登山道(西新道は済)と火口原周辺で、これは来週末に予定されています。
来週を逃すと夏休みに入るため、ほとんどが観光関係者である会のメンバーはもうスケジュール的に余裕がなくなってしまうし、会自体にも登山ガイドの依頼が結構あるため、9月頃まで登山道整備はできません。
来週末はせめて天気だけはもってほしいものです。
昨年6月2日の黒姫山山行時に頂上付近で刈払い部隊とすれ違ったことはヤマレコの記録にも書いたことですが、みんな知らない人たちだったので昼食時に重鎮氏に「戸隠の方の人たちですかねえ？」なんて聞いてみたところ、「うちら以外にやる人なんていないよ」とのお答え。
ずっと幽霊会員だったので、他のメンバーの顔を覚えていなかっただけのことでした。
何ともお恥ずかしい話でして…。(汗)
soganさん、会の皆さん、お疲れ様でした。
こうして整備をしてくれる方々がいらっしゃるから、私たち一般登山者も安心して登れるんですね。
感謝・感謝！！です。
初めまして。お疲れ様でした。黒姫山は
には登ったことは ないのですが 私の地元の山でもきれいに刈り払われてる
ことがあって どなたが
どんなふうに整備してるのか？わからなかったので
興味深く読ませていただきました。
fireboltさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
昨年、御飯岳や佐武流山など、以前は猛烈な藪で人を寄せ付けなかった山へ行ってみて、整備してもらえたことの有難味を思い知りました。
反面、青海黒姫山の登山者ノートなどで「やぶをかれ」などと何様かと思うような書き込みを目にし、腹が立ったりもしました。
そういう自分だって、あまりによく整備された山では「これは過剰整備では？」などと勝手なことを思うこともあります。
自らを戒め人に感謝すること、登山では特に忘れないようにしたいものですね。
miccyanさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ヤマレコユーザーの中でもおそらく登山道整備に関わっている方はいらっしゃると思うのですが、私も整備の仕方とか書かれた記録を見たことがなかったので、僭越ながらあまり書いたことのない日記に載せてみました。
地域によって事情ややり方はいろいろでなんでしょうが、有名な山でも毎年の整備がしきれず、一部の道が荒れたり廃道になったりすることがあるのはある程度仕方のないことだとも感じました。
黒姫山でもかつての南登山道が手がまわらずに廃道になっています。
それでも他に表・小泉・西・西新と4コースありますし、登りがいのある良い山ですので、機会があれば是非登ってみてください。
sogenさん、大変お疲れさまでした。
今年は新潟方面の山に重点を置いてみようかと思っています。（実は新潟県上越地方出身なので）
勿論、黒姫山も有力な候補の１つです（北信５岳の１つとか）。
思い出して感謝しながら歩ければと思います。
sogenさん、こんにちは。
登山道整備有り難うございます。
私も体力を持て余していますので、そういう活動があれば是非参加したいと思っていますが、山岳会にも所属していないのでなかなか機会がなく、唯々整備して頂いている方々に感謝するだけです。
私も50代になり人生折り返し地点を過ぎて（100まで生きるつもりか？）、少しは人の役に立つ人間になりたいと思うこの頃です
sogenさん、登山道の刈り払い、大変お疲れさまでした！
ビーバーを背負っての急な登山道を
刈り払いながら登るのは想像以上の重労働でしょう。
転んで肋骨にヒビが入ってしまったようですが、
痛みますか？
来週もまた整備をされるということで、
あまり無理をなさらないようにしてください。
登山道整備は他にも階段作りとか標識整備とか
ありますが、どれもあまり人に知られず、しかし
重労働です。主に小屋や地元の有志の方々によって
地道に続けられている、という感じですね。
山を歩く私たちはそういった方々に感謝しながら
登るようにしたいものです。
sogenさん、大変お疲れ様でした。
そして、肋骨のヒビお大事に
黒姫山は昨年5月と今年4月との残雪期に登りましたが、近くの飯縄山、高妻山、戸隠山などに比べ訪れる人が少なく、登山道もすぐ草や藪に覆われそうですよね。
4月の黒姫では、雪上のトレースが分からなくなり、1時間程迷ってしまいました
みなさん、コメントどうもありがとうございます。
まとめてのレスで失礼します。
timothyさん、こんばんは。
黒姫山については、"おすすめコース"にガイド記事を出そうと思いながら、なかなか実行できないでいますが、是非多くの方に紹介したいと思っております。
初回でしたら、西新道-頂上-火口原-西登山道のコースが眺望やバラエティーがあり、行程的にも割と楽なのでおすすめかと。
でも、このコースは登山再開後まだ行っておらず、ヤマレコに出せる自分の記録がないので、今のところ他の方の記録が頼みなのですが…。
ちなみに次のサイトでカシミール描画による頂上からのパノラマ展望図がご覧いただけます。
http://www.kashmir3d.com/panomaga/htmlview.cgi?20010907
上越といえば、青海黒姫山も展望が素晴らしくてとても良い山だと思います。
MATSUさん、こんばんは。
私も今年50を迎える同じような年代ですが、体力の"無さ"を持て余している方なので、羨ましいです。
登山道整備となると、確かに滅多に参加する機会なんてありませんよね。
地元の町村役場で聞けばどんな形で整備されているのかくらいはわかるでしょうが…。
でも、最近は環境意識が浸透してきて富士山などで清掃登山とかも行われていますし、山に限らなくてもいろいろ個人参加して貢献できるイベントとかありますよね。
私も余命2年(昔コックリさんで寿命は2012年までと予言されました
sakusakuさん、お気遣いありがとうございます。
今更ながら、装備はバランスが肝心ということを思い知りました。
患部は押したり胸を反らせたりするとちょっと痛いですが、また同じ轍を踏まないように気をつければ来週の作業も問題ないと思います。
今日は温泉療養にも行ってきましたし。
我々は山へ行くと山小屋や整備された道などに助けられているのですが、中には「山小屋は所詮営利目的、自分らはお客さんだ」とか「整備だって金を貰ってやる仕事だろう」などと荒んだ考え方をする人もいます。
そんな人たちは、たとえ遭難したところを救助してもらったとしても、「来るのが遅い」だの「コース整備が悪いせいだ」などと、とんでもないことをのたまうんでしょうね。
kusmmkさん、ご心配をおかけしてすみません。
私は4月に黒姫、ましてや1月に佐渡山なんてズクはとてもありませんので、感心するばかりです。
私も6月の少々の残雪に惑わされましたし、黒姫は夏道がはっきりしている分、積雪期に頼りになるようなテープなどのマーキングは薄いような気がします。
今回も黄色いビニル紐を束にしたものをポケットに入れていったのですが、途中で束を落としてしまい、大してマーキングできませんでした。
次回も余裕があればやってきます。
夏場は登る人もかなり多いんですよ。
西新道などは各地から学校登山とかも結構来ますし。
だから刈払いも、すぐ藪になるからというよりも、アクシデントを未然に防ぐ安全対策という意味合いが強いようです。
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