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希望者のみの参加で、悲しいかな6名での見学でした。
http://www.jma-net.go.jp/kyoto/
気象台のHPです。
最寄駅はJR嵯峨野線円町駅です。徒歩五分と言ったところでしょうか。
最初は別館の方に案内され、今年の3月いっぱい、つまりあと数日で退職される
職員の方に案内され、会議室のようなところでプレゼンを見ました。
内容としては、なんというか忘れましたが、生き物の変化の統計を取り、
相関関係を調べるデータ取得法の説明をまず受けました。
具体的には、こんな動植物のこんな変化、こんな状況を記録するよって言うのと、
最近の気象の変化に対する動植物の変化の時期の移り変わり等の説明などです。
あとは、集中豪雨等の気象災害の説明や、フェーン現象の説明も受けました。
僕はフェーン現象が具体的にどう言うものか、初めてしっかり理解できました。
その次に、気象台の実際に仕事(観測や予測など。)をされている部屋に行きました。
すごく大きなコンピューターがたくさんあって二本はパソコンをはじめとした
機械だらけでした。コンピューターを冷やすため、数台の扇風機がフル稼働していて空調のスイッチが8個もありました。
実際に予測活動をされている場所にも行き、
「本日の京都の天気予報を作っている係です。」
と言う方がいて、かっこよかったです。
その方の正面には、大きなパネルが4個ほどあり、
パソコンが全部で7台くらいありました。
それが、一人のおられる場所です。
それ以外にも、東京の気象庁へのデータ送信用パソコンが3台ほど、
地震観測用の機械。アメダスや風速計、雨量計などからのデータが送られてくる
パソコン。コピー機。停電になっても動かせるようのバッテリー。発電機等
機械だらけです本当に。で、パネルやパソコンの画面に、衛星画像や気象データ、
プログラムのような数値などが書いてあり、大変さが伺えました。
さらには、東京で何かが起こって東京にデータが送れない場合、
大阪に送るらしいです。大阪にも全国のデータを収集し、
発信する能力があるみたいです。
その後は、前述したアメダスとかが置いてある場所に行きました。
覚えている範囲で言うと、
温度計、雨量計、積雪測定器、降雨観測器、氷張測定用バケツ、降霜測定パネル
等がありました。温度計は近ずくと吐息で温度がかわるので、近ずけませんでした。
積雪測定器は、地面にレーザーを当てて、帰ってきた速さの差で、
地面との差を計算し、降雪量の観測をする機械です。
他にも物差しみたいな原始的なものもありました。
霜測定パネル
これびっくりしますよ。そこらへんに落ちてるような木の板切れが無造作に
転がっているんですよ。それに霜が降りたら、京都の初霜がどうとかで
放送されるんですよ。ほんまのただのボロい板ですよ。
雨量計
これも面白くて、雨量はメスシリンダーみたいなので測るんじゃなくて、
2枚目の写真ですが、雨が入ってくるところがあって、
二つに仕切られた水槽があるんですよ。(赤いところに水が溜まる)
で、片方に水が溜まると重くなって、水槽のしたが絵でいうと黒くて
四角いところを支点にして動きます。なので傾きます。
するとしたの黒丸。センサーに当たってそのデータが前述の部屋のパソコンに行く。
それでそのセンサーに当たった回数が毎分何回かで雨量がわかるということです。
わかりましたか?口では説明しずらいです。
全部説明すると長くなるのでこの辺で。
感想
やはり中枢の部屋がかっこよかったです。研究職というものが分かりました。
後はいつも見ている京都の天気予報や観測がどの様にして行われているかを知れて
よかったです。山岳はもっと気象が大切になると思うので、精進したいです。
いつも何気なく見てる天気予報。外れた時に文句を言う時はあるけど
苦労されてるんだと言うことが分かったので有意義だったと思います。
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