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私は去年、はじめて月山に登ったのですが、
その時「出羽三山参拝」と書かれた白装束のお爺さんお婆さんの集団に会いました。
なんで白い服装で年寄りがこんな険しい山に登るのかしら?と、私は不思議に思ったのですが、
月山は出羽三山の霊場の一つで、信仰の山だったのですね…。
みんな篤い信仰心から、元気に月山に登っていたのでした。
(ちなみに私はへロヘロでヨレヨレでした。

その時から、私もいつかあの白装束を着て、修行の山伏のように、この山を登ってみたい

そしてなんと、今年望みが叶ったのです。
まずは湯殿山からお参りです。
大鳥居をくぐって登って行くと、神聖な御祓所になりました。
そこは山のような大岩から熱湯が湧き出していて、滝のように流れていました。
すごい光景でした。(本山は撮影禁止なので、写真はありません。)
宿坊に泊まって御勤めもしました。いい先祖供養になりました。
8月にはまたこの続きのお参りがあります。 次回は月山〜羽黒山縦走です。
私も怪しい白装束軍団で登りますが、へロヘロになったらマズイなぁ…。


山形県・出羽三山の地元手向(とうげ)に住んでいる者です。毎年7月に先達として主に千葉県からの方々(道者さん、という)を案内しております。羽黒山は現世利益(げんせいりやく)のご神体を与かる。月山は死後の体験を通して先祖の御霊が鎮まる霊場と同時に自分たちの糧を司る「山の神様」「田の神様」「海の神様」がおられる畏れ多い聖地。湯殿山は新しい生命を賜って再び出生を願う、と言われているようです。だから白装束は死出の装束であの世への旅たちの装束をして死後の体験をする、ということのようです。明日1日は月山の山開きですが神社関係者と道者さんたちは山開きとは言わないで「御戸開き(みとびらき)」と言います。山閉め、すなわち御戸閉めは9月15日になっています。出羽三山にはいろいろな行事がありますがまた再訪されたらお調べになってください。
山岳信仰について
まだまだ勉強し始め。浅学ですが、先日近郊の御嶽神社に行って参りました。その折、社内の掲示板では、御嶽講の参加者を募集していました。
setiseti01さんの日記から察するに、やはり出羽三山も、錬成修行は別として近隣や親族で「講」を募って登拝しているのですね。
katokenさん
良いお話をありがとうございます。
私は去年母を亡くしたのですが、その次の月に月山に登ったところ、月山の風に母を感じました。
母は生前から、「私が死んだら風になって、あんたを守ってやるからね〜」と、よく言っていました。
だから私は月山に母が来ているとわかりました。
その後、私は寂しくなると仙台から往復6時間かけて、母に会いに一人で月山に来ていました。
そして母ちゃんの風に吹かれて、母と話をしていました。
そんな思いから白装束で今年お参りできて嬉しかったです。
今年はまだ除雪もされていないのにリフトで上がってしまい、ゲレンデをトボトボ下りいて来る羽目になってしまいましたが、御戸開き後にはまた一人で月山の風に会いに行きます。
katokenさんのお話はとてもためになりました。
ありがとうございました。
tenmouさん
湯殿山でも2泊3日、または7日間の修行があるようです。
一緒に行った友達のお祖父さんや、お父さんも修行をしたそうで、
今年は息子さんが修行を申し込んでいました。
毎年お参りに来ているということで、今年で40年目の人もいました。
信仰のなせる業ですね。
まだヒヨコの私は頭が下がりました。
setiseti01さま
こんにちは
草むしりは朝に少しずつやっております。
東北の山は経験がありません。
安達太良止まりです。
信仰心のある人は色々な意味で強さ&優しさを感じます。
写真楽しみにしています。
では。
77ms1ksb さん、おはようございます。
草むしり、頑張っていますね〜。
私は連日の雨で伸び放題の庭を眺め、草むしりを諦めました。
東北の山を安達太良まで踏破したら、次は吾妻山ですね。
そしてその次は蔵王…と。
これからドンドン東北に来てくださいね。
デジカメは新しいのを購入したのですか?
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