東京に住んでいた頃にも、何かの山のついでだったり、天気が悪い時などに、南魚沼の里山には登っていた。安くない交通費と時間を費やして登っても、どこか遠くに山を感じていた。気軽に高頻度で登ることで、山の植物や南魚沼のたんぼの様子が季節とともに変わっていくのを感じることができる。里山は、日常に溶け込むように登ることでより魅力的になる。
魚沼市まで足を伸ばせば大力山があり、越後駒ヶ岳がよく見える。少し気合いを入れて巻機山や越後駒ヶ岳に登れば、もちろん充実するし、行ってよかったなあ、やっぱり素晴らしいなあと思う。けれど、里山に登って、駒や巻機をぼんやり眺めてるとけっこう満足してしまう。
「道が無い山が本来の山の姿でしょ」と登山道が少ない山域である越後・南会津が好きで引っ越してきたのに、近所の里山を歩くだけで満たされている自分がいる。
南魚沼市・魚沼市あたりで登ったのは、
六万騎山(320m)、長森山(538m)、坂戸山(634m)、坊谷山(307m)、城山(357m)、大力山(504m)、駒見山(262m)…あたりだろうか。
どれもとてもよい。下権現堂山や唐松山も登った。要害山、高山、御嶽山、鳴倉山あたりもそのうち。
あらためて魚沼、南魚沼の山はすごくいい。遠方から出掛けてくる人も、百名山の巻機山や越後駒ヶ岳のついでに登ってみてはいかがでしょうか。
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