日本で売っていないトレッキングポールを買ってみた

今週末にチャレンジするトレイルのレースは100kmで累積標高5800m,制限時間32時間。これまで経験したことない未知の世界。といっても日本の話ではなく香港のTrans Lantau 100というレースです。前回日本へ帰国したとき、Black Diamondの軽量ポールを置いてきてしまったので、仕方なく新しいポールを購入した。膝痛もちで、足が攣りやすい自分にはとれキングポールは必須のアイテム。雑誌で調べる（写真１）と最も軽量なのがこのMountain Kingという英国メーカーの物だった。日本では聞いたこのないメーカーだ。115cmだと120g。これは軽い。

早速販売店で試してみた。実際持ってみるとうそみたいに軽い。細いので体重がかかると折れるのが不安だが、まあ普通の使い方をしている限りは問題ないだろう。伸ばすときはグリップの先から出ている紐（写真２）を引っ張ってグリップの先に引っ掛けると固定できる。Black Diamondのクイックリリースでワンタッチというわけにはいかないが短時間でセットできるのでレースやウルトラライトの山行向きだ。自分みたいに荷物を削りたい人にはうってつけ。

４つ折で収納すると（写真３）わずか35cmになる。これなら小さいザックにも無理なく収納できる。長さが調節できないところが弱点だが、突き方（前後左右の位置）を変えればなんとか対応できるだろう。長い距離のレースでは荷物の軽量化が制限時間内完走に大きく影響する。使用感は山行記録のレポで。