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小布施市にある岩松院本堂の「八方睨みの鳳凰図」。
これが見たくて上高地テント泊の延長で旅行した。
妙高高原のホテルに宿泊し翌日戸隠神社奥社へ。
一直線の参道は400年の杉並木、隋神門、急な坂道の先に九頭龍社・奥社。
園児の遠足コースにもなってるようだ、清々しい古道歩きは心も洗われる。
今回の目的である小布施市の岩松院へ。
幕府は凶作、飢饉で浮世絵を制限した、それを見た小布施の豪商の招きで4度訪れていた。
娘の葛飾応為ことお栄さんも描いたとされる「八方睨みの鳳凰図」。
「間違った生き方はするなよ」って睨まれてる気がする。
89才の作で江戸で亡くなる半年前の完成である。
金箔4400枚を貼った天井の鳳凰画は夕暮れ時に光を当てると鳳凰が空から舞ってくるそうだ。
葛飾北斎は宇宙を描き、お栄は光を描き、女の赤は艶やかだ。
画像1:杉並木
画像2:隋神門
画像3:八方睨みの鳳凰図
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