少し前にエベレストで亡くなった栗城さん。
何をしていた人なのかよく知らなかったので、
ちょっと調べてみた。
１９８２年北海道今金町生まれ。
札幌国際大学に進学してから登山を始めたとのこと。
世界七大陸最高峰のうちエベレストとコジナントカ以外の５つに登っていて、
８０００ｍ峰も５〜６個、登ってた。
チョ・オユー（8,201m）の7,700m地点からスキー滑降した。とも。
単純にすごいなぁ。
瀬棚郡今金町で育った栗城氏の生い立ち、
幼少期〜18歳までの環境というのは、
随分と素朴な雰囲気だったんじゃないかと思う。
道南あたりは古くからの町はみんな海沿いだったから、
今金のような海なし町の山奥だと、その暮らしぶりは、
『北の国から』の其れよりも厳しかったのかな。とも想像する。
栗城氏が『指９本を失った後にも父親に励まされた』
と、どこかに書いてあったけど。
どんなお父さんだったのだろう。
勝手な想像だけど、
栗城氏の父親が結婚した頃・栗城氏が生まれた頃に今金に入植したとは考え難い。
父親も今金生まれの今金育ちだったのか。
祖父は戦前・戦中生まれか。入植はその前後か。
栗城氏はどんな家庭で育ったんだろう。
栗城氏の父親は、息子にどんな夢を託したのだろう。
それから、もうひとつ。
同じく田舎育ちでエベレストを目指した植村直己少年は、
同郷の加藤文太郎に憧れて中学生の頃に登山をはじめたという。
栗城氏は何に憧れて登山を始めたのだろうか。
都会で育った人間が持つ山や自然への憧れとは違う筈。
栗城氏が中学生のころというと95-98年くらい。
電波少年という番組で、世界ヒッチハイク旅行があったのは、たしかその頃。
その後の栗城氏が、土屋プロデューサーと交流したり、
吉本興業と業務提携した。
というのは、憧れや方向性の違いなのだろうか。
wikiで出てきた彼の職業は、起業家だった。
合掌。
18まで今金にいたっていう視点は確かにいろいろ想像しますね。若いうちから山登りやりたいなんて思うのは、都市（地方都市も）の高校出身者がほとんどでした。僕の世代は。芦別出身の角幡さんは高校時代は函館だしね。
今金には長万部岳、カニカン岳、利別岳にメップ岳など、道南に住めばわかる輝く峰々があり、思い出深い山域です。でも若モノはエベレストを目指す。
栗城さん、若モノ時代に一度お会いしたことあり。夢あり、意気あり、礼儀もありました。でも、やっていた山登りは僕とは無縁のベクトルと感じていました。山といっても実にいろんなベクトルがあって。
カニカンもメップも、今のよね氏の山歴から眺めれば輝く峰々かもしれませんが、小学生の栗城少年にとっては、ダジャレのネタ程度の対象だったかもしれないですね。一方で世間的に輝かしいとされる７頂レコード獲得者、野口・石川・山田各氏の経歴・現在を見てみると、それはそれで『成程』という感じもします。
人であれ山であれ、その生い立ちや背景を無視してしまったら、理解するのはなかなか難しい筈。いろいろな方向性があったとしても、夫々その人らしい山登りをしているんじゃないでしょうか
いはらさん、こんばんは
栗城さんが亡くなっていたとは、迂闊にも知りませんでした😰
彼が自撮りで生中継しながらエベレストに何度もチャレンジしていたのは
もちろん知ってましたが、最近ん話題にならなくなって
忘れてました。
エベレストで遭難した?のはニュースになったでしょうか。
まあ後で調べてみますが
登山の技量はともかく、とてもいい青年だっただけに
残念ですね。
おはようございます。
翌日くらいにラジオで流れていた気がします。
ほかにはネットのニュース記事がチラホラ。
ヤマレコの日記で取り上げている人はほとんどいなかったですね。
SNSの時代ってのはそんなもんなのでしょう。
享年35歳ならば、彼も人生を存分に楽しんだのではないでしょうか。
世の中、次へ次へと進んでいきます。
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