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前回は信楽にある三筋の滝を紹介しましたが、実は滋賀県内にはもう一つ三筋の滝があります。それがこの東近江市の三筋の滝です。
信楽の三筋の滝は車を降りてすぐ見られましたが、こちらはそうはいきません。廃村茨川まで未舗装の林道、そこから道は不明瞭なので、何度も徒渉する谷歩きで1時間以上かかります。またヤマビルの多い地域なので注意も必要です。
三筋の滝といえども、近年は水量が減ったのでしょうか、普段は一番右の水流の一筋しか水は流れていません。
三筋の滝は、平安時代前期の皇族、惟喬親王がここを訪れた際に、連れていた犬が登れずに引き返したと言うことから、別名を「犬帰し滝」とも言うようです。
また滝に至るまでの右岸支流に「木滝」という名称が見られますが、これは滝の名前ではなく、字名か谷名かのどちらかだと思われます。
訪れた際は、日が滝本体に射し明暗の差が激しく、全景写真を上手く撮れませんでした。
茨川から1時間少々
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