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第13回目（最終回）は、その他の現象。
まずは「パリーアーク」。地味なので見つけにくいのですが一度だけ出会ったことがあります。22°ハロの上下端に接して弱い虹色の光がかかるタンジェントアークは3回目に紹介しましたが、そのタンジェントアークに白い光の布団の様なものが覆いかぶさることがあり、これを「パ
第12回目は「サンピラー」。
「太陽柱」とも呼ばれ、太陽から上下に伸びる光の柱のことです。
薄い氷晶が水平に落下するときにその上下面で太陽光が反射することによりできます。
日の出直後や日の入り直前に稀に見ることができる現象で、月光によって同様の柱を見ることができますがこれは「月光柱」もしくは「
第11回目は「光芒」。
雲の隙間から太陽光が漏れ、光の筋となって見える現象で、「薄明光線」とも言います。
下向きに光が伸びるもの（通称：天使の梯子）と、上向きに伸びるものとがあり、上向きに伸びるものが頭上を越えて反対側の地平線へと収束される様に見えるものは、特に「反薄明光線」（画像3）と呼ばれて
第10回目は「彩雲」。
「光環」と同じように氷晶または水滴によって太陽光が回折することによって不規則に雲が色づく現象。
おおむね太陽から10°までの間で見られますが、時々もう少し離れたところにも現れます。
雲の種類や厚さなどによって色々な見え方があり、積雲などでは太陽が雲に隠れると雲の輪郭に沿
第9回目は「光環（光冠）」。
細かな氷晶または水滴によって太陽光が回折し、同心円状に虹色の光の環が幾重にもできる現象。
太陽のすぐ近くにできて、サイズも小さいことから気がつきにくく、太陽を何かで遮るかサングラスをかけないと見ることはできません。時々サイズの大きなものが現れることがありますが、これ
第8回目は「幻日環」。
前回紹介の「幻日」の外側に白い光線が左右にのびると「幻日環」になります。
全周の幻日環は稀で、太陽を貫いて天頂を中心に大きな白い円が見られ、太陽高度が低い時には地平線と平行した360°の巨大な輪になりますが、全周の幻日環は数年に一度とも言われて超レアな現象です。
また、この全
第7回目は「幻日」。
太陽から22°離れて、太陽とほぼ同じ高度に現れるやや赤みが強い虹様の大気光学現象。
左右対になって現れることが多く、22°ハロと同時に出現することもあります。
太陽に近い方が赤色で外側は白く、白い光線が左右にのびると「幻日環」になります。
幻日はそれほど珍しい現象ではな
第6回目は「環水平アーク」。
「環水平アーク」は、前回紹介の「環天頂アーク」とは太陽を挟んで上下逆である太陽の46°下方に地平線とほぼ水平に現れる大気光学現象。太陽高度が58°以上（夏の正午前後の時間帯）限定の現象のため、環天頂アークよりレア度は高いものです。また「環天頂アーク」と「環水平アーク」
第5回目は「環天頂アーク」。
「環天頂アーク」は、太陽から46°上方に、天頂を中心に円弧を描くように現れる虹様の現象。「逆さ虹」とも呼ばれています。
非常に明るく輝くことも多く、大気光学現象の中でも群を抜いて美しいものです。時々出現しますが、天頂付近に現れるため気づく人は少ないようです。
第4回目は「タンジェントアーク」と「外接ハロ」。
タンジェントアークは太陽から真上に22°離れて、22°ハロと接する虹様の光学現象。
太陽高度によって形が変わり、低い時はV字型、高い時は下向きの円弧となります。
上部タンジェントアークと下部タンジェントアークがあり、これらが繋がると外接ハロとな
第3回目は最も出現回数が多い「ハロ」。
太陽光が雲の中の氷晶により屈折し円形の光の輪ができる現象。
視半径が22°のハロは「内暈」と呼ばれ、太陽が暈を被ると天気は崩れる、というあの暈です。
22°ハロ以外には9°ハロ・46°ハロ（外暈）などもあるが非常にレアで、22°ハロに比べて薄くはっきりし
第2回目は「虹のバリエーション」。
多くの場合、虹は二重になっていて、下側の鮮やかなものを「主虹」、外側の薄いものを「副虹」と呼び、副虹は色の順番が主虹の逆になり、主虹と副虹の間は「アレキサンダーズダークバンド」と呼ばれ周囲より暗くなります。
また主虹の内側にも緑から紫の色帯が見られることがあり
空を見上げるのが好きです（むかし気象予報士の試験を受けようと思い勉強したこともありました）。そこにはまれに大気光学現象と呼ばれるショーが繰り広げられていることがあります。
大気光学現象とは太陽光が水滴や氷晶によって反射・屈折・回折して生じる光学現象のことです。
第1回目は一番ポピュラーな「虹
幻日環とは、天頂を中心として太陽と幻日を通る白い光の輪。
幻日は観察しているとよく見られる現象なのですが、それを貫く巨大な輪っかである幻日環となると年に2〜3回程度、それも完全な円が見られるのは数年に一度のことだそうです。
昨日の午後は、内暈（22°ハロ）、外暈（46°ハロ）、上部
日記
カテゴリー「大気光学現象」の日記リスト
全体に公開
2025年 02月 05日 12:08大気光学現象
大気光学現象まとめ13（最終回）-その他の現象
2025年 01月 28日 16:14大気光学現象
大気光学現象まとめ12-サンピラー
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2025年 01月 22日 14:14大気光学現象
大気光学現象まとめ11-光芒
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2025年 01月 15日 20:42大気光学現象
大気光学現象まとめ��彩雲
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2025年 01月 08日 11:59大気光学現象
大気光学現象まとめ��光環
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2024年 12月 31日 10:27大気光学現象
大気光学現象まとめ⑧幻日環
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2024年 12月 25日 16:44大気光学現象
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2024年 12月 18日 11:52大気光学現象
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2024年 12月 10日 18:57大気光学現象
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2024年 12月 04日 17:28大気光学現象
大気光学現象まとめ�ぅ織鵐献Д鵐肇◆璽�／外接ハロ
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2024年 11月 27日 18:58大気光学現象
大気光学現象まとめ��ハロ
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2024年 11月 19日 10:21大気光学現象
大気光学現象まとめ��虹2
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2024年 11月 13日 13:56大気光学現象
大気光学現象まとめ�‘�1
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2021年 01月 12日 16:58大気光学現象
昨日は非常にレアな幻日環が見られました
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