落差の小さい特に特徴のない平凡な滝だが、この滝には名前が付いている。このクラスの滝であれば周囲にたくさんあり、現にとなりの沢谷の出合には落差10mを越える滝がある。こちらの方が規模は大きく人目につきやすい場所にあるにもかかわらず、この滝には名がない。
滝に名称があるかどうか、これには基準はない。日本には落差が100mほどあり、水量多く非常に見栄えがいいにもかかわらず、名前のない滝があるかと思えば、落差1mに満たないような滝に名前があったりする。
地域による差も大きい。険しい山岳地帯など多くの滝が存在する地域では、立派な滝でも無名の滝が多いし、逆に低い丘陵地など滝が少ない地域では、小規模なものでも名前がある。
この魚止滝ととなりの無名滝は、どうして名の有無という運命がわかれたのかはわからない。
武平峠トンネル西口から80分。
右の写真は沢谷の無名滝
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