「鈴鹿山地を登山の観点からだけでなく、有史以前から営々と築かれて来た人間との共通のドラマを追うという形で、漂泊型の登山を実行して約10年を経たが、膨大な地名や地形のデータの中から役立ちそうなものを残しておきたい、との願いから書きはじめたものが本編である」と著者も言っているように、山登りのガイドだけでなく歴史伝承までに踏み込んだスゴイ情報量の書物です。今となっては情報は古いのですが、それでも鈴鹿の山のバイブルで、他にこれに匹敵するような書物はありません。
谷の遡行図も満載、モノクロながら貴重な写真も豊富でもうお腹いっぱいです。
一時期私は、特に滋賀県側の名のある滝(仮称も含め)をこの本から情報を得て、よく探しに行ったものです。
ナカニシヤ出版ってすごいですね、
私は「大峯奥駈道七十五靡」ナカニシヤ出版を図書館で借りました。こちらは大峰山系のガイドブックというより、修験道としての大峯奥駈道に関する本ですので、視点は異なるかと思いますがやはり踏み込んだ内容で詳細です。
ナカニシヤ出版、すごい。
鈴鹿の山と谷、ですか。入道ヶ岳に興味があります。図書館で探してみようと思います!
この出版社から本を選ぶ、という探し方をしたら掘り出し物ありそう^_^
ナカニシヤ出版は近畿中心に地域のとてもコアな情報の山の本を出版されているので、ファンでもあります。大峯の本もそそられます。私も図書館で探してみます。
鈴鹿の山と谷は、残念ながら絶版のようです。ヤフオクなど見ていると結構な高値で取引されていますね。図書館にはあると思いますので是非とも目を通してみてください。
ご無沙汰してます。
いろいろと本の紹介楽しませてもらってます。
私も「鈴鹿の山と谷」全巻西尾寿一さんのサイン入りで持ってます。
閉店してしまいましたが四条河原町にあった山の本にこだわった「海南堂」で買いました。
当時は京都北山の本も結構ありましたね。
滋賀県のコアな出版社「サンサイズ出版」の本と一緒に本棚に並べています。
本の紹介今後の展開行き詰まっています。もうちょっと範囲を広げるか、滝に特化して全国の滝の本を紹介しようか、思案中です。
「海南堂」さん、私も時々通いました。閉店してしまって残念です。北山の峠シリーズとか、持ってはないですが立ち読みしていました。
私は一番最初に紹介した「渓谷」シリーズを西尾さんから直接買いました。その後、京都山の会に入会しないかとか、一緒に遡行しないかと誘われたことがありました。
当時私は単独以外山に入りませんでしたので、お断りしましたが、今思うと一度は同行させてもらっても面白かっただろうなと思っています。
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