5月3日、山歩きから家に帰ったのち、徐々に首回りに発疹ができ痒くなり、時間とともにやや痛みを伴って痒みが激しくなり、範囲も首から胸、脇へと広がってきました。
おそらくチャドクガの幼虫に触れたためだと思われます。休憩時に首に何かついてると思って払い除けました。小さな毛虫でしたが、どうやらこれがチャドクガの幼虫だったようです。
チャドクガの幼虫は、4月から10月にかけて年2回、ツバキ科の植物の葉に発生する淡黄褐色の毛虫です。また、ドクガの幼虫は、4月から6月にかけてクヌギ、コナラ、サクラ、ツツジなどの葉に発生する、黒く背面にオレンジ色の筋模様が入るの毛虫です。
いずれも毒針毛をもっていて、触れるとかぶれが生じます。触れてから2 - 3時間して赤くはれ上がって痒くなり、症状は数週間続くようです。一度この毒針毛に接触すると、抗体が形成され、2度目以降アレルギー反応を引き起こすので、2回目、3回目の方が症状が重くなるとされています。
5月4日、休日診療の皮膚科に行ってきました。最強のステロイド軟膏と痒み止め内服薬を処方してもらい、早速、塗布・服用しましたが、治るどころか、へそ周辺やふくらはぎにも飛び火し、さらに痒みが増してきました。
今まで経験したことのない耐え難い痒みです!
わたしの場合、反応がかなり強そうです。気がついていなかっただけで、今までに触れたことがあるのでしょうね、アレルギー反応が出て症状が激しくなっているようです。
5月5日午後4時現在、相変わらず強烈な痒みに苦しんでいます。服が擦れると痛く、熟睡もできない状態です。
これらの虫は、都市部などにも生息していて、触れることでかぶれるだけではなく、厄介なことに風に毒針毛が飛ばされることで直接触れなくても被害を受けることがあるようです。
みなさん、気をつけてください。
写真はチャドクガの幼虫(フリー素材写真)
症状を拝見すると、チャドクガはヤマヒルより厄介ですね。
ヤマヒルなら噛まれた所をポイズンリムーバーでヒルジンを吸い出して、抗ヒスタミン軟膏を塗っておくと治りも早くて処置の慣れも出てきましたが、毒毛虫は嫌だな…
毒毛を取るのにセロテープとかもファーストエイドキットに入れておかないとダメですね。
うちの大きなサクランボの木やツルバラにも毛虫類がいて、特に「イラムシ」に刺される時があるんですよね。
「風に毒針毛が飛ばされる」というのも聞いたことがありますがほんと厄介ですね〜
アナフィラキシー症状も出ているご様子。お大事にしてくださいませ。
症状には個人差があるようで、わたしはかなりきつい方だと思われます。
処方してもらっている軟膏が余れば山用救急具の中に入れておくつもりです。
今日になってようやくピークは過ぎたようで、まだまだ痒いものの、腫れはやや治まってきました。GWはそんなことで3日に軽く山に行っただけで後は自宅待機です。
オニヤンマくんでは効き目はなさそうですし、春は椿科の気には近づきません!
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