北海道でホワイトアウトで亡くなった方の記事を読んだことがありますが、登山ではどうなるのでしょうか?あまり有用な記事を見つけられません。
最近体験した事象を掲載します。
ホワイトアウトとは以下Wikipediaより引用
雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象。 この状態に陥ると、錯覚を起こしてしまい、雪原と雲が一続きに見える。太陽がどこにあるのか判別できなくなり、天地の識別が困難になる。また、太陽光が遮られ、足元の風紋も見えなくなる場合もある。航空機の場合には墜落の原因ともなり得る。とされております。
よくホワイトアウトという言葉は聞きますが、実際に遭遇すると、よほど地形、道に慣れていない限り行動不能 になるのではないでしょうか? 視界が白一色、登り下りがわからなくなる以外に歩行スピード、スピード、距離感覚も錯覚します。どこにいるのっ?てなります。(一面TVのスノーノイズの様)結果してリングワンダリングのように下り斜面方向へ歩いて行くことになるのではないでしょうか?足元の状況にとらわれるのでは?錯覚すると目標と反対方向に行くことだって十分考えられます。GPS・コンパスは必須ですね。(人が何人いようと)風向きも巻いてなければ参考にできます。
このような時の吹雪は、ゴーグルも凍るでしょうし、外してもあっという間に目が上下のまつ毛で凍ってくっついて開かなくなります。
多分北海道の地吹雪と一緒ですね。(安易に外出できない)
もし継続してこのような事象に遭遇したら、穴を掘ってビバークですよね?
ビバーク地点を選んでる暇はありませんから行動中に観察しながらか、即決です。
すぐ下が氷層ではまともな穴を掘れる保証もありません。穴が掘れないと狭い棺桶状態みたいになり、雪が入ってくると絞まって身動きができなくなりそのまま埋まってしまいます。寝ることなんてできませんよ!一晩中排雪です!急斜面や目印となるものがない広い場所で遭遇したくないですね。
その後は疲労・低体温(症)、集中力低下と続くと思います。
準備万端にして臨みましょう!
☆☆☆知ってると有事の際の対応も変わりますよね! ☆☆☆
いずれにせよ、何事も天候が優れないときの無理は禁物です。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する