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第一章 遠い山
第ニ章 死の山
第三章 その後の山
取材記・筆を執るまで
大正2年に起きた木曽駒ヶ岳大量遭難事故(地元中学校の修学旅行で38人が遭難、うち11人が死亡)を題材にした小説です。
小説ですが、作者が遭難記録を読むだけでなく、事故の当事者や関係者に取材を行い、また実際に気象条件の似た時期に登山ルートを辿るなどして、ノンフィクションに近いような内容になっています。
第三章では、遭難記念碑が立てられた経緯が事細かに書かれています。
征矢先生が「たとえ死んでも行かねばならない」と言ったシーン
赤羽校長が「おれは行かねばならないのだよ」と言ったシーン
清水先生が、赤羽に許しを乞うように何度も頭を下げるシーン
涙無しでは読めません!
目の前で子供たちが倒れていき、悔しい思いをしている教師たち、子供の死は辛い、自分が変わってあげれればと思ったことでしょう。
同じ子を持つ親として痛い程気持ちがわかります。
自分の子供が中学2年生になったら、同じルートを歩き、遭難記念碑に献花をしたいと強く思いました。
是非読んでみてください。
私もその小説を読み、小屋が新しくなる前に桂木場コースを歩いてみました。遭難記念碑を間近にみた時にはグッと来るものがありました。
高熱隧道もおすすめですよ!是非一読して下の廊下へ行ってみてください。
コメントありがとうございます!
高熱隧道、私も読みました!いいですよね!小説読んで初めて泡雪崩を知りました。
下の廊下も行きたいです。行きたいとこがあり過ぎです…
映画や小説のモデルとなった場所に行ってみる、いわゆる聖地巡礼というのはそそられますよね。
下の廊下、是非行ってみてください。ただし開通直後は通路がいまいち整備されていなくて少々肝を冷やします。かといってピーク時にはスレ違いが恐ろしいw
私は開通直後でまぁまぁ怖い想いをしましたが阿曽裏のテン場は私達と単独さんのみでした!
夜中に目が覚めて一人で温泉入りましたが、なかなか気色悪かったですw
長々と申し訳ありませんでした。ご参考まで
ありがとうございます!参考になります!
夜中に温泉入ってみたいです!
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