HOME >
edowerdさんのHP >
日記
クリスマスの夜に
クリスマスとは関係ないのですが、ふと思い出した事があります。昔、日本昔ばなしというアニメがありましたが、その中にこんな話がありました。ある村に貧しいおばあさんが一人で暮らしていました。冬になって自分の食べるものもほとんどありません。そんなおばあさんのところに旅人が一晩の宿を願いました。自分の食べるものもないのに旅人に食べさせるものはありません。腹をすかして横になっている旅人を見ておばあさんは何か決心したように外へ出ていきました。その行く先は地主さんの畑です。そこでおばあさんは大根を一本抜いて帰り鍋で煮て旅人に食べさせました。明日になれば自分が大根を盗んだことが分かって地主にひどい目にあわされることはわかっています。それでもおばあさんは何も言わずに旅人が喜んで食べるのを見ていました。そしてその夜、村に初雪が降り大根畑に盗みに入ったおばあさんの足跡をすべて消しました。普段は神も仏もあまり信じませんが、やっぱり神様はいてほしいですね。皆さんに良いクリスマスが訪れますように。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:288人
edowerdさん、こんばんは。
いい話ですね。他人のことなど構って
られないような世の中で 普段から
このような美談があるとは思いませんが
せめてクリスマスくらい自分以上に
人のことを思いやる気持ちに みんなが
なれると良いですね。
bassoさんコメントありがとうございます。おっしゃる通りです。世知がない世の中、クリスマスくらいは優しい気持ちで過ごしたいですね。
こんばんわ。
「あとかくしの雪」ですね。
家にあった木下順二の日本民話選では、1ページぐらいの話でしたが、良く15分の話にできたな、と妙に感心した記憶があります。
さすが、ikarinoさんよくご存じですね。わたしも昔のことなのでうろ覚えでしたが、原作があったのですね。機会があったら読んでみたいです。教えていただいてありがとうございました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する