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石老山では、登りの最中に周囲がずっとガスに覆われていました。けっこう寒くて、ともすれば雨が降ってきそうな雰囲気でした。もちろん、融合平見晴台と山頂からも何も見えません。天気予報では、晴れて暖かくなるはずだったのに・・・。
篠原集落に下山した時は、ガスがとれて晴れ間が見えましたが、しばらくするとまた曇ってしまいました。以後、ガスは無くなったものの、晴れたり曇ったりの繰り返しで、気温があまり上がりませんでした。
石砂山に登る途中で、ガッカリしたような表情をして下りてくる方を何人か見かけました。私は、「こんな天気じゃ、ギフチョウは姿を見せなかったんだろうな」と思いました。山頂に到着すると、カメラを持ってギフチョウの登場を待つ人たちがたくさんいました。
皆さんかなりの時間粘っていましたが、ほとんどの人があきらめて下山していきました。私も1時間以上粘りましたが、残念ながらギフチョウは現れませんでした。そろそろ下山しようと思っていると、伏馬田から登ってきた地元のおじいさんが、「この天気じゃダメだね。」と言いました。私は、しかたなく下山を開始しました。
ギフチョウはホント残念でしたが、素敵な花をたくさん見ることができたので、全体的にはとても楽しい山行となりました。何よりも、雨にならなかったのが不幸中の幸いです。
菅井集落に下山した時は、すっかり晴れて、ポカポカ陽気のとても良い天気になりました。一応、天気予報は当たったことになります。まあ、ツイテなかったとあきらめるしかありませんよね。
昨年も、石砂山でギフチョウを見ることができなかったので、これで2連敗となりました。こうなったらもう、意地でもギフチョウを見なければ気がすみません。今週末は天気が良くなりそなので、もう一度足を運んでみようと思います。
それではまた😊
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