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先週、ギフチョウをひと目見ようと、石老山を越えて篠原から石砂山に登りました。しかし、天気予報が外れて朝から曇り空となり、気温が上がらず、ギフチョウは山頂に姿を現しませんでした。
あまりにも悔しいので、今日、もう一度石砂山に登りました。今回は、やまなみ温泉から乗り合いタクシー(200円)を利用して篠原まで行きました。
時間がタップリあるので、スミレやカンアオイの写真を撮りながら、ユックリと歩いていると、最後の急登の手前で、一頭(チョウは、一頭、二頭と数えるそうです。)のギフチョウが枯葉の上に止まりました。
私は、ギフチョウだ!と心の中で叫び、そっと近づいて慎重にギフチョウの写真を撮りました。それは、想像していたよりも少し小さめのチョウでした。
初めてギフチョウを見た私は、意気揚々と山頂目指して最後の急坂を登りました。山頂にいた登山者は5人くらいでした。ギフチョウ狙いの登山者で、もっとごった返していると思っていたので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
しばらくすると、一頭のギフチョウが山頂のテーブルの近くの地面に止まりました。すると、ギフチョウ待ちの人たちが一斉に写真を撮りました。もちろん私もです。その後、同じようなギフチョウの写真を何枚か撮りました。
その後、山頂近くでウグイスカグラの写真を撮っていると、近くの木の細い枝にギフチョウが止まりました。その時私は、どうも様子がおかしいことに気づきました。何と!ギフチョウが交尾をしていたのです(写真左)。
その行為中は、ほとんど動かないので、写真を撮りまくりました。私の姿を見ていた人たちが何人か集まって来て、皆さん思い思いのカメラで、交尾中のギフチョウ(写真中)の写真を撮っていました。
交尾開始から20分くらい経ったでしょうか。交尾が終了したと思われる二頭のギフチョウが、ポトリと地面に落ちました(写真右)。余韻を楽しんでいるのか、しばらくの間そのままじっとしていました。
ギフチョウと初めて出逢っただけでなく、交尾の瞬間を見ることができたのです!盆と正月がいっぺんに来た気分でした。私は、諦めないで良かったな〜と、つくづくそう思いました。
いつものようにビールを飲んで、菅井へ下山を開始しました。菅井に下山後、まだ時間が早かったので、小舟から峰山に登り、やまなみ温泉に下山して今回の山行を締めくくりました。
それにしても、ホントびっくりしましたね〜。目の前でギフチョウが交尾を始めるなんて!
たいへん長くなりました。それではまた😊
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