先日、地元の景信山に登りました。スタートは早かったのですが、道中チンタラ歩いていたら、景信山山頂の到着が午後1時半を過ぎてしまいました。
この日は朝からあいにくの曇り空で、時々小雨が降ってきました。私は、景信山から見える富士山には全く期待していませんでしたが、お昼ごはん前に何となく眺望ポイントに行ってみました。
すると、すっかり衣替えを終えた富士山が静かに佇んでいました(写真左)。いつもなら、とっくにお休みの体勢に入っている富士山が、一言の文句も言わず、元気な姿を私に見せてくれました。
私は、今日の富士山はずいぶん大人だな〜と思いました。このところずっと休みがちだった富士山が、気を利かしてくれたのでしょう。早起きの富士山が、こんな時間まで頑張っているのはホントに珍しいことです。
山登り中、山頂などから見える富士山に対して、ただ綺麗だとか絶景だとかで終わらせてほしくありません。その時々に富士山が見せる様々な表情を、よく見て欲しいと思うのです。願わくば、その時の富士山の心情まで読み取っていただけたら・・・と私は考えています。
写真右は、今年の1月午前9時頃に景信山から見えた富士山です。私には、とても清々しい表情に見えます。おそらくこの時の富士山は、青空に映える自分の姿に、さぞかしご満悦だったのではないかと思われます。
私は、富士山の表情や心情について思いを巡らせるのが大好きです。
それではまた😊
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