今シーズンのハナネコノメ

ハナネコノメはネコノメソウの一種で、ヤマレコでも大人気の花です。もちろん、私も大好きです。ハナネコノメは、スプリング・エフェメラル（春の妖精）の一つで、とても小さくて可愛らしい花です。まさに、「春の妖精」の名に恥じない素敵な花だと思います。

昨年10月の台風19号の影響で、今シーズンのハナネコノメの生育状況は、かなり厳しいものと思われます。裏高尾日影沢のハナネコノメは、おそらくダメかもしれません。写真左は、今年１月３日の日影沢のハナネコノメポイントの状況です。

昨年見つけた栃谷川（陣馬山栃谷尾根登山口の近く）のハナネコノメも、同じように相当厳しいと思います。写真中は、昨年10月26日の栃谷川のハナネコノメポイントの状況です。私は、この惨状を目の当たりして、本当にガッカリしました。

私の知る限りでは、ハナネコノメは沢沿いに生育します。沢の大増水により、ハナネコノメの地下茎が流されてしまったら、翌年は芽を出さないでしょう。当然、その場所では花を観賞することはできません。

台風は自然現象なので、もちろん私たちは文句を言うことはできませんが、もう少し手加減して欲しかったですよね。

先日、高尾山６号路のハナネコノメポイントの偵察に行きました。この場所のハナネコノメは、私の見た感じでは、今まで通りたくさん花を咲かせると思います。写真右は、その時のハナネコノメの葉と蕾です。

写真は掲載できませんが、ザリクボ大滝（景信山）のハナネコノメも大丈夫そうです。昨年12月28日に葉を確認しました。

他にも、私の知っているハナネコノメポイントはいくつかありますが、その状況は未確認です。随時足を運んで調べてみようと思っています。

それではまた😊