北横岳から下山して、諏訪に下ると信州ということで、蕎麦の看板に目を引かれてしまう。最近体重を気にいていて自制しつつも、どうしても蕎麦が気になり、PAで蕎麦でも一杯という気持ちで、八ヶ岳PAに入ってみた。そして、その小さなPAに出ている看板には清里カレーの文字があったのである。清里といえば、最近は廃墟の街などとディスられてはいるが、私の世代だといろいろな青春のイベントが発生した思い出の場所でもある。カレーはカロリー高すぎだよなと最近は敬遠している食べ物なのではあるが、まぁせっかくなので今日はいいかなと、蕎麦一杯の予定はどっかへいって、清里カレーのチケットを買ってしまったのだ。
待つこと数分。取りに行くと、お店の子が可愛らしい声で、
「ただいま大盛りサービスしてます。どうぞ〜」
と、末尾にアクセントをつけて差し出されてしまった。うっ、デフォルトで大盛かよ…、と思いつつ、マスクの向こうの笑顔を想像して、「あっ、ありがと」という感じにならざるを得ないのだ。食品ロスゼロを信条とする私としては、完全に詰みである。もちろんおしゃれなカフェ風の雰囲気を持つ清里カレーは、ストライクなのだが、その日は晩御飯はやめておくことにしたのであった。
楽しく読ませていただきました
わっはっは!
お気持ち分かり過ぎて笑うしかありません!
🍛🍛
拙い日記をお読みいただきありがとうございました。
お笑いが取れたみたいで、嬉しいです!!
この時は、目が点になるくらい、うまくハマってしまいました。若ければ、やったー!というところなんでしょうが…。
これからも、よろしくお願いします。
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