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読み終えました。
源氏物語54帖のダイジェスト版です。
終盤は[宇治十帖]と呼ばれる[宇治]を舞台に、1つ家の3人の女性と(源氏の孫世代の)[薫][匂宮]の物語。
《宇治十帖》
45[橋姫(はしひめ)]、46[椎本(しいがもと)]、47[総角(あげまき)]、48[早蕨(さわらび)]、49[宿木(やどりぎ)]、50[東屋(あずまや)]、51[浮舟(うきふね)]、52[蜻蛉(かげろう)]、53[手習(てならい)]、54[夢浮橋(ゆめのうきはし)]
[薫]が求めた[上の姉]は死亡、
[中の娘]は[匂宮]のもとに、
腹違いの娘[浮舟]は2人の間で悩み失踪します。
以前、瀬戸内寂聴訳『源氏物語』を読み終えた後に、京都[宇治]にある、[源氏物語会館]を訪ねてみました。
(翌年改装されたようです。)
その時、上映されていた[浮舟]は、川に流されて(身を投げて)いました。
文の中では身投げしてないのになぁ?
と疑問に思いました。
ダイジェスト版を読んで、解説があり、古文の抜粋があり、思い出しながら、面白く読みました。
好みで言えば、[宇治十帖]より、源氏の時代です。
〔『源氏物語』は、西暦1000年頃に誕生した国産の王朝ロマンである。・・・世界文学史上、『源氏物語』は、奇跡といえるほどの質・量においても断然突出している〕
☞巻末の解説より
【写真】は[西洋ニンジンボク]
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