昨日(1/22)の日記で、あとがきの倉本聰氏が〔射止めた〕と書いていたのは、昭和55年の北海道新聞記事で、別のことでした。
『羆嵐』は大正四年の「獣害史上最大の惨劇苫前羆(とままえひぐま)事件」そのものでした。
東北出身の開拓農民の彼等は、北海道の羆(ヒグマ)の怖さを知りませんでした。
この惨劇を体験し、事件後、徐々に人はここを去り、舞台となった[六線沢]は無人の地になったそうです。
(なぜだろう、悲惨なはなし小説に、彼の書き物しばらくいいや)居彷人
【写真】は内容とは関係ありません。
某所の狛犬(あ側)です。
元になった三毛別ヒグマ事件は小さい時に聞いたことがあります。
たぶん北海道生まれの人は多少なりとも、知っていると思います。
サバサキというマタギがしとめたのですよねー。それを思い出すと
私は北海道の山は怖いなあと思います。😅
こんばんは MjunjunMさん
コメント、ありがとうございます。
この事件ご存じだったんですね。
小説なので事実と全く同じということでも無いと思いますが、他の集落に助けを求め、警察に依頼し沢山の人を動員し、軍隊までも要請したとか。
結局、仕留めたのは、羆の動きを熟知している男(小説では銀四郎)でした。
サバサキというんですか。
同じ「熊が出た」でも、本州と北海道では怖さが違いますね。
百名山を目指している人たちは必ず北海道へ行くでしょうし、道民の方はもちろん道内の山々を歩かれることが多いでしょうから、話は知っておいた方がいいのかも知れませんね。
サバサキ包丁でクマを倒したので、サバサキの兄と言われたようです。
いつも本の紹介を楽しく拝見させて頂いています。
ありがとうございます。
源氏物語も、久しぶりに読み返しました。夕顔と空蝉が好きですが、論説はドナルドキーンが好きです。🤗
今日も雨です。
予報士のはなしでは、ここのところ降水量が極端に少なかったので、恵みの雨なんですと言っていました。
[ドナルド・キーン]さん、よく知りませんでしたので、検索してみました。
日本文学をこよなく愛し、日本人になり、生前自宅近くに墓石を建て、今はそこに眠っておられる事を知りました。
[夕顔]
切ない女性ですよね。
〈心あてに それかとぞ見る 白露の 光添えたる 夕顔の花〉
[空蝉]
賢い女性でしたね。
京都の宇治に源氏物語の会館があって、そこに碁を打つ女性の人形がありました。
かげから覗く男がいて、後であの女性は空蝉かなと思いました。
ありがとうございました。
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