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やがて何処からともなくカラスが飛んできてまとわりつきました。
が、カラスが1羽だったせいか、そんなにしつこくもなく、まもなく離れていきました。
【写真】スミレって凄い
〈菫の花 咲くころ 初めて君と会った♪〉
「息子が卒園しました」と知人から、4月から一年生です。
(刈払い、何も無かったアスファルト、それでもスミレ季節忘れず)居彷人
📖[花の宴]
宴の夜、源氏は弘徽殿に忍びこみます。
そこで、弘徽殿女御の娘[朧月夜の君]に出逢いますが、正体を知ることもなくわかれます。
その人を探して、再度忍び込んで。
〔(源氏は)よりかかりて、几帳ごしに手をとらへて、
「あづさ弓 いるさの山(入佐山)に まよふかな ほの見し月の 影やみゆると」
(このあいだの方にお目にかかれもしょうかと、入って行くべき部屋を捜してうろうろしております)
おしあてに、(源氏が)のたまふを、
(朧月夜は)えしのばぬなるべし。
(こらえきれなくて)
〈心いる かたならませば 弓張りの 月なき空に まよはましやは〉
(ほんとうに気に入っている人のもとへいらっしゃるなら、見当違いの部屋などにお迷いなさるはずがありませんわ)
という聲、ただ、それなり。
(という声がまさに)
(源氏は)いと嬉しきものから。〕
〈現代語訳は谷崎潤一郎訳による〉
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