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後半、先ず突風が吹き、やがて雨に、どしゃ降りになって、しかも太陽も出ています。
退社時刻には止んでいましたけど。
【写真】
📖(源氏物語)
[須磨]が終わり[明石]に入りました。
とりあえず古文を目で追ってみます。
明石の女君に文を送ります。
(源氏)〈をちこちも 知らぬ雲井に ながめわび かすめし宿の木末をぞ訪ふ〉
(先もわからぬ旅故にうれいている私です。ほのかな噂の貴方を訪ねましょう)
返答がなく父親(入道)が代筆してよこしました。
で、もう一度
(源氏)〈いぶせくも 心に物を 悩むかな やよやいかにと 問ふ人もなみ〉
(悩んでしまいます。どうしましたと尋ねてくれる人もなくて)
そして
(女君)〈思ふらむ 心のほどや やよいかに まだ見ぬ人の 聞きか悩まむ〉
(思って下さるというお心はどれほどでしょうか?人に聞いて悩むなんて)
その文の
〔手のさま、書きたるさまなど、やんごとなき人に、いたう劣るまじう、上衆めきたり〕
(筆蹟や書き具合など、都の高貴の人に比べても見劣りしない)
([物語]全部で五冊文庫本。終わるだろうか生きてるうちに)居彷人
通勤しない連休中は別の本(江戸百名山図譜)とか、にします。
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