📖式子内親王（新古今和歌集）

淀川河口の土手にはいろいろな花がありました。
グーグルレンズで調べて見ると、あれもこれも外来種です。
写すのはやめました。

［ガウラ］まで咲いていて、笑ってしまいます。

その中で「これはいいかな」と思ったのが［ヒナギキョウ］。

ちっちやい花です。
【写真】
ヒューとのびた先に一輪咲いていました。


📖電車で見ていたのは［新古今和歌集］の三美女の歌。

👸そのひとり［式子内親王］
４９首のうちから３首
256〈窓ちかき　竹の葉すさぶ　風の音に　いとどみじかき　うたた寝の夢〉

638〈みるままに　冬はきにけり　鴨のゐる　入江のみぎわ　うす氷つつ〉

1970〈閑かなる　曉ごとにみわたせば　まだふかきよの　夢ぞかなしき〉
（毎朝の勤行のとき、禅定に入って心を澄ませば、深い煩悩から、まだ目覚めきれません）

式子内親王は皇女。
斎院で神に仕え、病により退下、後に出家（法名［承如法］）

（明日は雨、予報を聞けば歩いとこ、人少なげな淀川左岸）居彷人