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六條殿(源氏)は、櫻の、唐の綺の御直衣、今様色の御衣ひきかさねて・・・〕
この帖、玉鬘の裳着(女子の成人式)があります。
(女子の書く文ならばこそ折々のファッションのこと令和に伝え)居彷人
異色の女子ふたり
[末摘花]と[大津の君]
源氏〈唐衣 またからごろも からごろも かへすがへすぞ からごろもなる〉
玉鬘への贈り物にそえた末摘花の歌に、源氏が玉鬘に代わって返した歌。
(末摘花は、歌にいつも「からごろも」を入れているので)
玉鬘「あな、いとほし。弄じたるようにも侍るかな」
お喋りで、記憶に残る[大津の君]
殿も、「ものむつかしき折は、近江の君見ることこそ、よろづ紛れるて」
(彼女の父、/ムシャクシャしたときは、あの娘を見ると気が紛れるよ)
【写真】歩道横のクチナシの低い垣に1輪だけ。
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