![]() |
〔賀茂のまつりなど、騒がしき程過ぐして、(四月の)廿日あまりのほどに、(薫は)例の、宇治へおはしたり。〕
初瀬詣でに行ってきた[浮舟]の一行、泉河(木津川)の舟渡りが恐ろしかったと女房達。
〔君(浮舟)は、音もせで、ひれ臥したり。
・・・まろらかにをかしげなる程も、常陸殿などいふべくは見えず。まことに貴(あて)なり。〕
[薫]は覗き見していました。
[49/宿木]の次の帖は![50/東屋]です。
タイトルの由来の歌
〈さしとむる 葎やしげき 東屋の あまりほどふる 雨そそぎかな〉
(東屋の葎が茂って邪魔をしているのであろうか、雨の中でまたされるなぁ)
さしとむる=邪魔をする
東屋=常陸介の家なので(常陸/東の国)
ふる=雨が降る・時が経る
(今朝のこと、日曜日かと勘違い。バタバタとして仕事はセーフ)居彷人
【写真】は道端のニラ
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する