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中納言の妻は、女の子を産みました。
その顔を見て、中納言には父親がわかりました。
妻[四の君]は、プラトニックな中納言より、荒々しい男に惹かれていきます。
が苦しみます。
元はと言えば、自分が男でないことが原因なんだからと中納言も自責の思いに苦しみます。
[55/七日の夜]
出産七日目の御産養(おんうぶやしない)の祝の席に病気を理由に欠席した男(生まれた子の父親)、四の君のもとに忍び込み、彼女も受け入れます。
外では祝の歌を夫の中納言が歌っています。
(わが子ではあるわけがないそれなのに、わが罪ゆえと妻を憎めず)居彷人
【写真】カラタチの実
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