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その後の[烽火之沙汰]も続編です。
そして[大納言流罪]です。
かの[鹿谷]で平家打倒を謀った新大納言[成親]、重盛の説得で死罪から流罪になりました。
その次[阿古屋之松]。
〔大納言一人にもかぎらず、警(いましめ)を蒙(かうふ)る輩(ともがら)おほかりけり。〕
*[警を蒙る輩]=処分を受けた人々。
[成親]の処分をすませると、清盛の弟教盛の嘆願で保留にしていた丹波少将[成経](少将乞請)も配流となります。
タイトルの[阿古屋之松]は、関係ない話ですが例え話として、聞く者の興味を誘うのは[平家物語]の傾向の一つと[解説]に。
〈みちのくの あこ屋の松に 木がくれて いづべき月の いでもやらぬか〉
で知られた[松]とか。
(いかほどと尋ねられれば「かち道で何日です」と距離をあらわし)居彷人
【写真】は大阪城公園の松です。(12/8)
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