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谷口耕一・小番 達(こつがい とおる)
2019年9月10日第1刷発行
講談社学術文庫
📖巻末の(解説/谷口耕一)から
〔『平治物語』は平治の乱を題材にした物語である。
平治の乱とは、平治元年(1159)十二月に起こった戦乱で、藤原信頼・源義朝主導の源氏方と平清盛主導の平家方とが戦い、源氏方が敗れた戦闘である。・・・〕
敗れた源氏方は東国に向けて落ちてゆくも、皆討たれていきます。
捕らえられた[頼朝]、処刑されるところを、清盛の継母[池禅尼]が、亡きわが子[家盛]によく似ているからと助命を願い出て流罪(伊豆の蛭が島へ)になりました。
そして
〔『平治物語』はあくまで物語であって、歴史書ではない。・・物語的潤色、脚色、虚構の存在は否定しがたいものがある。〕と。
[平家物語(二)]返却中、何を・・と迷いながら、この本にしました。
[平家物語]の前の物語、映画などでよくある「エピソード(X)」的な物語になるかと思います。
【写真】ジンチョウゲ
(ご婦人の「バザーの願い」チラシには、挨拶文の「沈丁花咲く」)居彷人
半世紀も前の記憶です。
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